2017年。
元ネタのアガサクリスティーの小説、過去の映画化作品いずれも見たことがありません。
ストーリーの細かいところはわかりませんでしたが犯人がまさか○○だったとは。
あのめった刺しの傷跡一つ一つに意味があったんですねぇ。
にしてもよくこの条件でポアロわかったなぁと思います。でも粗も人数分なので逆にわかりやすいのかな?
でもやっぱり話の細いとこが入ってきませんでした。
入ってきたのは昔のある痛ましい事件の関係者が全員列車に乗っていて・・・くらいでしょうか。
最後の犯人はこの中にいる!みたいなクライマックスは結構よかったですけど。
ジョニー・デップを始めとして豪華キャストが出演していますがまーこんなもんかと。
でもミシェル・ファイファーが最後全部持っていった、というくらい頭一つ抜けて印象に残る演技をしてました。
個人的に登場人物がいっぱい出てくるのは疲れるんで少人数のほうがいいっすね。
正直置いていけぼり気味でオリジナルが古典ゆえの古臭さも若干感じてしまいました。美麗なCGはその古臭さを払拭しようとしたのかな?と思ってしまいました。
自分の理解力の低さも大いに関係しているかと思いますが中盤の盛り上がりどころがなかったのも微妙。
胸に残るものなく私を通り過ぎていった映画、それがオリエント急行殺人事件2017でした。