映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】バイオハザード:ザ・ファイナル(2016)

2016年。

バイオハザードシリーズ第6弾で最終作。

 

5の終わりはウェスカーが仲間になってレッド・クイーンと対決みたいな感じだったんですが、それなしねみたいなスタート。

 

途中でやっぱり仲間になる人達が登場してその中にはクレアの姿も。

(日本のタレントのローラもいましたが特にセリフなく死にます)

ファイナルなのに5に出てきたジルとレオンとエイダとクリスは出てきませんでしたね。原作でも屈指の人気キャラなのに。

 

今回はファイナルということでアリス(ミラジョボ)の正体、アンブレラの真の目的が明かされます。

女の子ホログラムが幼少期のアリスだったということとは別にアリスがオリジナルじゃないということが明らかになります(いままで散々オリジナルって言ってたのに)。

記憶喪失なのはクローンだったからなのです。

なにやらフジコヘミングみたいな老婆が登場。その人はラスボスの博士の共同経営者の娘。娘なのに老婆なのはそういう病気だからです。

アンブレラの計画は地上から人間を全部排除した後に抗ウイルス剤を撒いて世界を浄化したあとに理想の新世界を作ることでした。

抗ウイルス剤を散布するとゾンビたちは死に絶えます。

アリスはそれを取り戻すためにがんばります。

 

それとは別に3でやっつけた博士は実はクローンで、本物は生きてたことが判明します。

と思いきやそれもまたクローンでオリジナルはアンブレラの地下施設ハイブに眠っていてそいつがラスボスでした。

一方4で活躍してたウェスカーは今回はファイナルなのに特に活躍もせず死んじゃいます。

ラスボスのオリジナル博士は半分コンピューターみたいになっていて脳みその予測プログラムを使ったりしてアリスたちの攻撃を先読みして圧倒。

 

シリーズによくでてくる武器システム(緑色の切断能力のあるレーザーが迫ってくるあれ)も登場。なんだんだでいままでノーミスだったアリスですがラスボスに指を掴まれて片手の指全部持っていかれちゃったりして苦戦。

しかし全然威力のない手榴弾をスリの逆バージョンみたいに敵の懐にセットして勝利。目的のブツをゲット、かと思いきやまだ生きてました。

 

しかし最後は最初に出てきた博士クローン(ややこしいですね)にあっさり殺されちゃいます。予測できなかったのかと・・・。

 

最後はウイルス入りの体のアリスは抗ウイルス薬で死ぬかと思いきや、ウイルスだけピンポイントで除去して体は無事。さらにレッド・クイーンからの粋な計らいにより記憶をダウンロードして記憶もゲット。

なかなか素敵な終わり方でした。

 

 

シリーズ通してみてみて、なんだかんだで楽しめたというのが感想でした。

 

Vでも思ったことですが、場合により至近距離で爆発しても吹き飛ばすなんともなかったり、一部のキャラの処理が雑だったり、気になる点はあります。

また作品を重ねる度に今までの設定がちょっと変わっていたりなかったことになっていたりという部分もあります。

 

しかしまぁ個人的には許せる範囲で最後のファイナルも今までのお約束なストーリー展開を踏襲しつつも、いままで語られなかった真相が明らかになったりしましたし、悪くない終わり方でしたのでファイナルはまあいいんじゃないかと思います。

 

1~ファイナルまで見てきて個人的にはシリーズもののアクション映画として結構楽しめたかなというのが総合的な感想です。