2015年。
シュワちゃん主演。
未来から過去、過去から未来にタイムスリップして幼い頃の自分や成長した息子にあったりとバックトゥーザフューチャー的な要素を盛り込みつつそりゃターミーネーターですからターミネーター的なものも盛り込んであるという印象の作品です。
年老いたシュワちゃんロボがサラ・コナーを守るために彼女が幼少期から近くにいるという”おじさん”という設定でした。シュワちゃんは勿論ターミネーター。不自然にはにかんだりもします。
なんとなくの流れはターミネータ2っぽくしたかったのかなぁと思いました。
守る対象がジョンじゃなくサラになっているのと液体金属が出てきたり、最後に液体に沈むシーンもありますし(溶岩じゃなく液体金属で逆にアップグレードしてアイル・ビー・バックしますが)。
中盤予想外の展開でジョンが悪者でしたということに。まぁスカイネットのジェニシスにしてやられたわけですがなんだかなーという感じです。
アクションはそれなりにいいんですけどターミネーターならではというものは感じられませんでした。
ストーリーはやや複雑ですがちゃんと見ていればなんとかついていけるレベルです。
未来の小さいカイルに言うセリフなど伏線回収なんかもあります。
ただ敵が思惑を喋りすぎてチープ感が・・・。直接的じゃなく間接的に表現してほしかったところ。
とは言えノンストップで中だるみもなく進んでいくためそこそこ楽しめます。
俳優ではイ・ビョンホンって結構凄い人なのかなと思いました。REDリターンズ(2013)にも出てましたし。
カイルの人はぱっとしない顔をしており、サラ・コナーの人はなんとなーくリンダ・ハミルトンっぽい顔をしていました。
シュワちゃんはただただ老けたなぁ・・・と。
同シリーズ中の名作のナンバリングと比較するよりも単発ものと見てあげると楽しめるんじゃないかと思います。