映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】インクレディブル・ファミリー(2018)

2018年。

Mr.インクレディブルから14年ぶりの続編。

 

導入部分のママの列車止めるアクションからワクワクします。

しかしその後パパの育児パートが思いの外長くまだ続くんかいと思って観ていました。

今回のヒーローパートはママメイン。

パパヒーロー、ママ家庭だった前作と対比的です。

 

前作でパワーに目覚めた赤ちゃんがめちゃめちゃ能力を持っていることが判明したり、長女のボーイフレンドの記憶が消されちゃったり、パパが育児ノイローゼ気味になったり、小さいコシノジュンコみたいなキャラの意外な一面が見れたりしますが、長男坊だけは前作に引き続き能力、個性、活躍全てにおいて劣っていて逆に気になりました。

逆に氷の能力を使う黒人の人も前回以上に活躍。弟ファンには申し訳ありませんが数あわせなのかなこのキャラと意地悪な見方をしてしまいました。

 

他にヒーローが出てきますが次元を操る女性の能力は便利だなと思いました。モブの割に結構活躍してましたし。

 

ストーリーも前作を比較的踏襲していて”巧いヒーローになれますよ話”に乗っかるもののそれはトラップで家族の危機を察知したファミリーが動きみんなで協力して街が壊されそうなのを未然に防止してヒーロー万歳となる、というものです。大人の子育ての苦労や世論の操作等、子供のみならず大人の鑑賞にも耐えうるテーマも盛り込んでいます。まさにファミリー向けの映画に仕上がっています。