映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】ボーン・アルティメイタム(2007)

2007年。

マット・デイモン主演。

ボーン・シリーズ3作目。完結編っぽいです。

 

前作で主人公の記憶は結構取戻されましたがまだ最初の時の記憶がないという最後のピースが欠けているような状態からスタート。

前作の続きでまたまたCIAに追われることとなります。

その包囲網を掻い潜って手がかりを探っていくスタイルは前作までと同様ですがそれでもマンネリ化せず面白いです。

最初の新聞記者との接触に至るまでのシーンからして緊迫もの。CIA基地は相変わらずいかなる情報も聞き漏らさんとする徹底監視状態の中、うまく隙きをついていい女の人と秘密裏に連絡したりとやっぱりスリリング。

途中の暗殺者との戦いやカーチェイスで緩急をつけたりとバリエーションを増やすことで緊張感を維持して没入感を削がない工夫がなされているのは流石。

 

最後はいよいよ3部に渡る物語の核心部分が明らかになるクライマックスが用意されています。

 

3部作なので最初のアイデンティティから見ること必須。全部繋がっています。私は順番通りに見て最初から最後まで楽しめたので三作とも全部良かったことになります。

 

このシリーズは良作ですね。マット・デイモンの代表作だとは知ってはいましたが予想以上にできの良いアクション映画でした。