映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002)

2002年。

イライジャ・ウッド

 

前作の続きです。

今作は別行動の仲間3チームの動向を交互に描写する感じで進んでいきます。

戦えないキャラと戦えるキャラが別行動を取ることになり大丈夫か?と思いきや物語は思わぬ方向に進んでいきます。

しゃべる木が初めて出てくるところのパートで白い人がガンダルフだったのがびっくりしました。なんかサルマンみたいになってるし。

 

見どころはやっぱり戦いですね。戦いの連続で前回より明らかに戦闘シーン多く規模もでかくなっています。終盤アラゴルンたちが王城を守るために頭数的に圧倒的不利な状況でひたすら守備を固めてああもうだめだぁ~って時にガンダルフたちの援軍がやってくるというのは文字で書くと容易いですが映像で見ているとちょっと震えが出るくらいのものでした。

ずっと戦争してて徐々にジリ貧になっていく様子が長い時間かけて描かれていたので、ガンダルフの白馬が現れた瞬間におっと思いつつもいくらガンダルフでもひとりじゃ・・・と思いきや後ろに援軍を引っさげて一気に逆転するという流れは熱いです。

 

アラゴルンレゴラスギムリ組の活躍が目立つためかフロド、サムコンビはスメアゴルと出会ったあとはずっとファラミアに捕まっていたのもあり主役なのに出番少ないな・・・とはちょっと思いました。

ピピンとメリーに至ってはおまけという感じでしたね。でも最後は間接的に戦争の勝利に貢献しています(主に木のちからですが)。

スメアゴルが最後に裏切りっぽい決意をしていたので不安感を感じさせるエンドですが先が気になります。

 

総再生時間4時間弱(エクステンデッド版)と長め(内スタッフロール訳20分)でスターウォーズで言うところの2、5,8なのでつなぎ的な章かと思っていましたがバトルも多く中だるみせずに見ることができました。