映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】アナと雪の女王(2013)

2013年。

ディズニー映画。

 

アニメ映画といえば2020年末の現在は劇場版鬼滅の刃無限列車編が流行っていて、そのちょっと前は君の名は。が流行っていて、さらにその前に流行っていたのがこのアナと雪の女王です。

以前見たことがある作品ですが内容は忘れてました。

 

氷属性の魔法の使い手が一騒動起こす話です。

姉妹でなぜか姉エルサだけが氷の魔法が使えて間違って使っちゃって妹の頭を傷つけた過去がトラウマになってふさぎ込んでます。

頭に魔法を受けた場合は比較的対処が楽です。

大人になり封印していた魔法を憤慨した瞬間思わず使っちゃっていよいよ雪山に城を建設して引きこもり生活を送ることになります。

しかし同時に今まで夏だった季節が冬になってしまい国民は大迷惑。妹アナが出向くも拒絶。その際にアナは胸(心)に氷の魔法を受けてしまいます。

頭に受けた場合は対処が楽ですが心に受けた場合は真実の愛がないと治りません。

そのうち軍隊が乗り込んできてなんとかさせようとします。がそこには悪役の陰謀も絡んでいて・・・

そのうちアナの病状は深刻になっていき・・・・という流れです。

 

 

感想はやっぱ普通だなという感じです。

普通の子供向け映画。

途中まで妹を思う愛の心や他人に迷惑をかけたくないというある種の優しさから人を遠ざけ、愛を遠ざけた結果素直になれずに心が歪んでしまう・・・みたいなジレンマがエルサにあり、子供向けながらも実は深みがあるんじゃ・・・と思いきや結局は想像の範囲内で収まってしまった感があります。でも子供向けなら全然OKです。大人目線だと物足りないなと思うだけで。

 

また、悪役の男がいるんですけど、その男が途中までいい人に見せるのがうまいと思いました。私も騙されました。

エルサが兵士にボウガンで狙われている時にボウガンの方向を変えて助けようとするんですけど、それがシャンデリアにあたってエルサの頭上に落下してくるというシーンがありますが実はあれ狙ってるんですよねちゃんとエルサの頭上に落ちてくるように。

その後もエルサとのやり取りの際も尽力を尽くすみたいなことを言ってアナとキスをする際にネタバラシをするまで全然気付きませんでした。

 

なんかエルサは大迷惑をかけたことになっていますが、やったことといえば王室で一騒動を起こしたのと季節を冬にしたくらいで誰かに致命的なダメージを与えたとかはなかったんかな?と見終わった後は思います。見てる最中は超迷惑なねーちゃんだなと思ってましたけど。