2014年。
スパイアクション・コメディ映画です。
007を筆頭に様々な映画のエッセンスが凝縮されていて映画好きほど元ネタ的なものがわかるという楽しみ要素があります。
コリン・ファースがバトルところはなんとなくデンゼル・ワシントンのイコライザー(2014)のアクションを連想しました。やたら強いおっさんが密室にして悪いやつを手際よくボコボコにするからですかね。
15ミニッツ(2001)のような驚きの展開が途中であったり、最後の二転三転する悪役の野望を阻止するパートも見応えがあります。そして最後はムーア時代の007のような終わり際を彷彿とさせるシーンも。
宇宙服で風船おじさんみたいなことやって大気圏突破してミサイルで人工衛星ぶっ壊すとか正気の沙汰じゃないし、例の頭が花火でパーンのシーンも不謹慎を通り越してただただ面白い。ストーリーのレベルもMCU作品レベルくらいはあり悪役の役者がニック・フューリーでサノスみたいなことをするというのもなんか面白い。あとちょっとハリーポッター成分もある。
深く考えずに楽しめるその場限りのエンターテイメントとしては相当な出来なんじゃなかと思いました。