映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020)

2020年。

 

巷で話題の映画です。

国内アニメ映画の興行収入はあの歴代1位の千と千尋を追い抜くのも時間の問題とか言われてるみたいです。

 

私は鬼滅の刃原作はこの映画のエピソードである7,8巻まで見てます。その後はまだ見てません。

 

映画の内容ですが原作の列車の中で主人公たちが眠らされて敵にいい夢を見させられるエピソード(この映画の前半)とその後の炎属性の人が戦死するエピソード(後半)を忠実に再現してるなと思いました。

 

アニメは見てませんので以前の話がどのようにアニメ化されていたのかわかりませんがアニメならではの迫力、演出、わかりやすさがありました。

原作は何が起きてるのかわかりずらいところが少なくないのでアニメだとビジュアル的に見やすくていいですね。これはNARUTOでも思いました。

 

8巻まで見た限りこの列車のところは感動エピソードなのでそれを原作に忠実に演出がパワーアップしたこの劇場版の終わり際は大の大人でも結構じんわりきました。

 

失ってしまった家族たちに背を向けて現実に向かって歩き出すシーン、鬼にならないかという悪魔の勧誘を突っぱね精一杯戦いぬいて果てた炎属性の人の勇姿が印象的でした。

 

原作はグロシーンのオンパレードなのでやっぱり首ちょっぱのシーンとか普通にあります。ちなみにPG12らしいです。小学生のお子様にはちょいと刺激的かと。

 

全部で23巻ある原作のうちの7、8巻部分を映画化したというわけなんですけど、それで興行収入で新記録行きそうというのはちょっと行き過ぎなブームな気も。異常に感じます。内容もそんなに正直騒ぐほどのものじゃないですしなぜここまで?というのが正直なところです。ある意味世の中狂ってるとすら思います。