映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004)

2004年。

ダニエル・ラドクリフ主演

ハリー・ポッター三作目。

 

相変わらずおじさんおばさんの家で虐げられている様子から始まります。今回は親戚のさらに嫌なおばさんが登場してそいつを風船おばさんにして飛ばすというちょっとやりすぎ感のあるスタートでした。

 

それからアズカバン刑務所から極悪人が脱獄してハリーの命を狙うみたいな流れです。

 

 

ハリーの両親の死の真相に迫る要素や全編通して漂うダークファンタジー感に加えハリーたちが思春期を迎えておませさんになるお年頃も相まって子供時代のワクワク感とかは前二作よりかは感じられません。

 

私はこのワクワク感が結構好きだったので今作はそこが薄まりシリアス路線になりお遊び部分もあることはありますが雰囲気は中学校以上のそれで、私は小学生がわいわい楽しそうにしている図のほうが割と好きなためそこは少し残念でしたね。とはいえ第二次性徴は避けられませんしある種のないものねだりですね。ここらへんは好みかと思います。

 

見終わったあとも色々あったけど結局悪い人いなかった?いやラットになるやついたけど結局どこいっちゃったんだろう?というふわふわ感を若干覚えました。ラスボスとのバトルというものがなかったからだと思います。

 

終盤のクライマックスの逆転時計で時を遡るくだりもバック・トゥー・ザ・フューチャーとかアベンジャーズエンドゲームで見た展開ですし正直またかと思いました。とはいえそういう展開が初めてな人はすげーと思うでしょうし、ここらへんはまぁ見るタイミング的なものありますね。

 

今回はハーマイオニーちゃんの出番が前作より増えててよかったです。