映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】マーヴェリック(1994)

1994年。

メル・ギブソンジョディ・フォスター

 

以前見たことがある映画ですが内容は忘れました。

最後の風呂場でメルギブが湯に浸かりながら気持ちよさそうにタバコをふかしているシーンだけ覚えてました。

 

 

西部劇っぽい雰囲気ですけどあまり西部劇感はありません。強いて言えばコメディ西部劇という感じでしょうか。どんぱちシーンもありますがメインはそこではなくいかに口八丁手八丁で騙してワルからお金を巻き上げるかです。

 

まずメル・ギブソンのお調子者ギャンブラーのキャラがいいですね。銃の腕もしれっと一流。ルパンですね。絵に書いたような三枚目キャラですがいい人は騙さない、お金も取らないという義賊的な面も持っていて魅力的な人物です。

ジョディ・フォスターは魔性の女という感じで不二子そのもの。

なのでルパンが好きな人なら一見の価値ありです。

 

要所要所でコントのような小芝居が繰り広げられますけどそれも結構笑えます。

 

メルギブが後半のポーカー大会でロイヤルストレートフラッシュを出す時にカードを宙に放って絵エースが出てくるシーンは普通にかっこいいです。

 

そこから仲間の保安官が裏切ってボートで逃亡。

その後一緒にポーカーをした提督が保安官とグルだったことが判明。

そこにメルギブ登場。

同士討ちをさせてその場を去ります。

 

そして最後の風呂場のシーンで今まで腑に落ちなかった主人公の行動の理由が判明。

そこでどんでん返しがあり更にそこから・・・・みたいにいろいろと騙しまくりの展開で先が読めません。

最後になんでロイヤルストフラを出せたかとある人物が主人公に尋ねますけど一種のはぐらかしのような返答をして視聴者をスパッと納得させるという内容ではありませんでしたが、細かいことはOKっしょと許せるものでモヤモヤが残るどころか謎の余韻すら漂う爽快感のあるエンドでいい映画見たなぁという気分になります。

 

なんか騙されているような気がしますがそれでもま、いっかと思えるいい作品でした。

面白かったです。