1998年。
ブラピ主演。
3時間と長いですが私はだれずに見ることができました。
この映画は始まりと終わりがいいですね。
コピーショップの青年(ブラピ)とスーザン(ヒロイン)との出会いや会話、その後別れてお互いに振り返りつつもタイミング悪すぎでそのままお別れ・・・かと思いきやドカンとブラピが車に跳ね飛ばされる・・・という衝撃的な始まりです。
中盤は会社の合併話をはさみつつ、ブラピに乗り移った死神ジョー・ブラックが人間社会を知っていくという流れになります。
周りの人の反応が変なやつと思いつつもなんだかんだで受け入れているという図が面白いです。ただしブラピに限るという面もあります。物腰の柔らかい死神の中身に爽やかなブラピの見た目だからこそ他の人たちも彼に対して好印象を持つんだという一定の納得がありました。
最初こそ人間世界で第三者という感じですがアンソニー・ホプキンスの娘であるスーザンに現を抜かしてしまいいくとこまで行ってしまいそこで愛を知ります。そして愛がなかば暴走して無茶を言い出します。
ホプキンスはもうすぐ死ぬし会社は乗っ取られるし娘は寝取られるし散々な目に。
そしてクライマックスへという流れです。
終わりはジョーが青年に体を返してあげるところが粋なはからいだと思いました。いろいろ考えてしまいますがあれでよかったと私は思います。悪いやつも成敗されてホプキンスも多分成仏したでしょうし娘はきっと幸せになる・・・という結構なハッピーエンドであったと思います。
何気に娘婿のハゲひげおじさんがちょっとしたキーマンでいいキャラしてました。彼の頭をブラピがなでなでしてあげるシーンも印象的でした。