映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】ジェミニマン(2019)

2019年。

ウィル・スミス主演。

 

本物のウィル・スミス(現在・老)、CGのウィル・スミス(若い)が出てきます。終盤にはさらに若いCGのウィル・スミスがもちょっと出てきます。

 

MCUアントマンキャプテン・マーベルで若返ったマイケル・ダグラスやサミュエルLジャクソンが出てきたりしましたが、今回の若返ったウィル・スミスは完全に1から作られたCGウィル・スミスみたいです。

注意深く表情を観察するとCGのそれを感じることができますがほぼほぼ違和感なくすごいなぁとは思います。

ただ莫大な予算をかけてまですることか?とは思います。何かコスパ悪いなと。

そう思うのは本作がそこだけすごくてストーリーは微妙というものだったからかもしれません。

 

クローンが絡むストーリーですがなんとも上っ面というか全体的に平凡です。言わんとしていることはわかりますが何か薄いなと。クローンとして生み出された存在としての葛藤はまだミュウツーのほうがあったんじゃないかと思うほどです。

いっぱい予算をかけた割には午後ロー並のストーリー展開で正直微妙でした。

最後もいまいち盛り上がりません。

アクションはまぁ良かったんじゃないかと思います。

 

吹替版を見ましたが老スミスは江原さん(トム・ハンクス等)、若スミスは山ちゃんが演じていました。

役者について思ったのはウィル・スミス老けないな、クライヴ・オーウェン老けたな、ということです。オーウェンはCGかなんかで意図的に老けさせてるのか?と感じるほどで老けようにちょっとショックでした。ヒロインのメアリー・エリザベス・ウィンステッドの目力は相変わらず良かったです。

パッとしない映画でした。