【映画感想】テイキング・ライブス(2004)
2004年。
アンジェリーナ・ジョリー主演。
前に見たことがある作品ですが大体の内容は忘れていました。
猟奇殺人系。
篠原涼子主演のアンフェアみたいな感じですね。死体があったところに寝るシーンとかありますし、ストーリー展開もどことなくですが似ています。
結構なエログロ映画で胸糞も悪いです。ベットシーンも生々しいし犯人がエレベータで母親を殺して首を切断して血まみれで生首を持ち上げている図とかビジュアルは強烈です。
主人公のアンジーは優秀なFBI捜査官の設定なんですが無能っぷりが目についてイラッとします。
見ている側は明らかにイーサン・ホークが犯人だとわかっていますがアンジーは全然気づかずしまいには恋仲になり愛し合い子供を身ごもるとか大失態を繰り広げます。
最後に警察をやめ人里離れたところで1人暮らすアンジーのもとに犯人が・・・という流れです。
う~ん、いまいちでしたね。確かにグロくて犯人はやばいやつなのはわかりますが、思ったより緊迫感がなく推理パートもぱっとせず、ラストの犯人との一騎打ちも実は妊娠は偽装で身重のフリして逆襲して実は警察と繋がりはありましたという感じ。妊婦の腹をハサミでぶっ刺すというシーンがありますがタネがわかってからは衝撃度も低いです。でもよくよく感がてみるといくら偽装とはいえこのシーンが胸糞の頂点だったかもしれません。
主人公は結局犯人と気づかず寝てしまったためやっぱり無能というレッテルのままですし、数々の胸糞シーンの割にそれをリカバリーする何かが乏しかったのでシリアルキラー系としては微妙な映画でした。