2008年。
ハリーポッターシリーズ第6作。
前回より更に輪をかけて暗くなっています。もう賢者の石の時の面影はないですねぇ。あの頃はよかった的な郷愁すら感じられます。
今回はサブストーリーとしてメインキャラクターたちの恋が描かれたりします。ハリーはロンの妹といい感じになりロンにも彼女が。ハーマイオニーショック。でもうわ言ではハーマイオニー推し。
ストーリーはだいぶシリアスで今までネタ要因のちょい悪子役というイメージだったドラコマルフォイ君も今回はマジ。死喰い人としての葛藤や苦悩なんかも描かれていてかつてのバイキンマンとかジャイアン的なキャラだった頃がどこか懐かしいです。
ヴォルデモートの過去にもついにメスが入り彼の不死身の秘訣が明らかにされます。ドラゴンボールの逆バージョンみたいな感じでした。
終盤には白ひげやネテロポジションの大人物(ひとりしかいませんね)がやられてしまうという衝撃のラストが。
ただ、謎(半純血)のプリンスに関してはふ~んという感じでした。順当という感じ。
構成は4,5の感じで途中までは他愛のない感じで進みつつ、物語の謎を小出しで明らかにしつつ、最後に盛り上がりを持ってくるという構成でそれなりに楽しめますが、正直なところ食傷気味でマンネリを感じるというのも事実。
いよいよ次は最終章。”それなりに”楽しみです。