映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】ヒックとドラゴン2(2014)

2014年。

ヒックとドラゴン第2作。

 

前作から5年後の世界が舞台で、バイキングVSドラゴンという前作の構図から一変し、人間とドラゴンが共生しているというのが主人公が住む島の世界観になります。

 

しかし他の島では相変わらずな人間たちがいたりしています。前作ではドラゴンたちがボスドラゴンのために人間から食料を奪っていましたが、今作ではボス人間が部下人間にドラゴン等を集めさせているという構図です。

 

さらにボス人間とボスドラゴンがつるんでいてやりたい放題。そういうやつらが主人公の住む島を狙っているということになります。

 

途中で死んだと思われていた母親が出てきて彼女は良いドラゴンたちとドラゴンの楽園で住んでいます。

戻ってこないのは父親が変わったことを知らないからです。

 

クライマックスの決戦では父親の死という衝撃の展開が。しかもボスドラゴンに洗脳された相棒トゥースの攻撃から主人公である息子を守るために犠牲になるというなんとも後味の悪いことに。

一旦は突っぱねますが翻意し島の長としてボスドラゴン、ボス人間との戦いに勝利し大団円という感じです。

 

 

感想としては正直1ほどではないかなと。

王道ファミリー向けファンタジー映画としてはOKだと思います。空をドラゴンで飛ぶ爽快感、クライマックスでの迫力あるアクションバトルは健在ですし、一連の戦いの中で犠牲が生じるもハッピーでまとまりあるエンドなのも同様です。

全体的にボリュームもスケールも大きくなっているものの人間ドラマ面でやや雑な印象を受けるところも散見されたのは迫力とのトレードオフなのかなとも思っちゃいました。

より子供向けファミリー向けになったという感じでしょうか。