2015年。
マギー・スミス主演。
実話ベース。
ハリポタでマクゴナガル先生を演じていた女優マギー・スミスが主演です。
ホームレスの老女役。劇作家(とその周りの人)とその老女の女性の奇妙な交流を描く日常系のような感じの映画です。
マギー・スミス演じる老女の強烈なキャラクター(と臭い)がすごく彼女のプロモーションビデオというくらい彼女ありきという映画です。
老女は結構悲惨な人生を歩んできているんですがコメディーチックに描いているので湿っぽくありません。彼女のキャラに嫌悪感を持ってしまうと物語を見進めていくのはきついですがこんな婆さんのひとりやふたり居てもいいじゃないかと私は思ったので割とゆるーく見れました。
老女が弾くピアノ曲はショパンのロマンツァラルゲットでトゥルーマン・ショー(1998)でも使われていたのでちょっと懐かしい気持ちになりました(一年前にトゥルマンは見直しましたけど)。
日常系で主役が一風変わったおばあちゃんということで流石に地味でコメディー仕立てのため深い感動とかはなく可もなく不可もなくという印象の映画でした。