映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】となりの怪物くん(2018)

2018年。

土屋太鳳、菅田将暉

 

青春学園ものです。

 

嵐大野が主演していたテレビドラマの映画版かと思いきや全然違いました。少女漫画の実写版のような感じです。

 

ストーリーは君に届けとか花より男子とかそういうラインを思い出しました。

主人公は真面目系女子で勉強以外ゴミみたいな感じでそれが菅田将暉と出会って彼を魅力的に思いやがて好きになり・・・でもトラブルがあって疎遠に・・・でも最後に戻ってめでたし、こんな感じです。

 

菅田将暉はアスペっぽいですが超人に設定されていて持ち前の運動能力で喧嘩をすれば連中をまとめてなぎ倒すし、格別優秀な頭脳の持ち主で全然勉強しなくても学年トップとかそういうキャラです。でも人間関係においてはダメダメで空回りばっかり。それは幼少期のトラウマによるもので・・・みたいな役どころです。

 

そんな二人を脇役の男女が好きになってやきもちみたいなものをはさみつつ・・・でも最後に結ばれることは薄々わかってるという予定調和感があるためハラハラとかはしませんし、それを意図するような演出すらありません。最後に主役の二人が結ばれるのは決定事項という感じで進んでいくため安心感はあります。

 

役者の人たちは若くてかっこよかったり可愛かったりしますが格別魅力的だなとは思いませんでした。起伏に乏しい平坦な感じ。もこみちの別格感は嫌いじゃなかったですが。

 

土屋太鳳ちゃんが割と私は好きなので最後まで見てしまいました。

 

BGMでは西野カナの楽曲が劇中で流れまくります。

なので西野カナファンにはそれだけで好印象となるでしょう。

 

私は学校卒業してからもう10年以上なので若い世代には親近感という意味でより面白く感じられるかもしれません(これは学園モノ全般に言えますが)。

 

私にとっては残念ながら、ながら見でちょうどいいという感じでした。