映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】海底47m(2017)

2017年。

サメ映画。

 

大人の姉妹がサメ鑑賞ツアーみたいなのに参加して二人がケージの中に入り海中へ。しかしトラブルでケージが海底47m地点に落下。

サメがいるため自力では出らません。

基本的にはいつ来るかわからない(来るという保証もない)救援を待ち続けるしかありません。

酸素ボンベの残量がリミット。

 

物語中盤でサメが知識豊富で有能な妹をパクっと食ってしまいます。

さて残された無能な姉はどうなるか?という流れです。

 

 

姉妹が屋内プールに閉じ込められるプール(2016)とか男女男が空中で止まったリフトの上で動けなくなるフローズン(2010)みたいな少人数出られなくなる系の映画です。

 

オチにちょっとしたどんでん返しがありました。

ラストでなんとか海底から抜け出し海上に。そこで船の上にいる人達に助けてもらっている途中に姉妹の片方が脚をサメに噛みつかれて流血みたいなラストの盛り上がりがあってなんとかふたりとも助かっためでたしめでたしかと思いきや、それは錯乱気味の姉が見た幻だった・・・つまり途中で食べられて死んだと思われた妹が生きていたみたいな描写も姉の見た幻であってやっぱりあの時死んでいたのでした・・・みたいな感じです。

まぁ夢オチの一種みたいなもんですが

ニコラス・ケイジのNEXT -ネクスト-(2007)に近い感じですね)

 

ちょっと反則っぽい荒業なラストな気がしますが個人的には最後であれ?え?と困惑しつつもびっくりしましたし、サメ映画って山程あるし意外性のあるオチに持っていくためには多少強引な手法は許されるべきだと思うし、制作側にはむしろ驚かそうと頑張ってくれてありがとうと言いたい、そんな映画でした。