2018年。
マーク・ウォールバーグ主演。
正直主人公がどこの組織に属していてどこが舞台なのかよくわかりませんでしたが、後半は面白かったです。
逆に言うと前半は登場人物の抱える背景とかバックグラウンドとか目的とかが散乱しており話が頭に全然入ってきませんでした。
中盤あたりで捕まえたテロリストが暴れだして中々見応えあるアクションパートになってから物語に多少興味が湧いてきました。
後半になり主人公たちの目的がこのテロリストを目的地まで護送するという明確な目的が示されてからは悪くありませんでした。
市街地で派手に爆破が起こり、モブの仲間たちが殉職していくというわかりやすい展開になっていきます。
最後にどんでん返し的なものがありましたが、主人公側の劣勢がひっくり返るとか正方向のどんでん返しではありませんでした。
事件は解決したものの犯人は一枚上手で主人公の預かり知らぬところで逃げおおせるみたいな負の要素を含むどんでん返しというわけでもなく、まさかの完全にしてやられてしまう、作戦総本部全滅というまさかの展開には確かにびっくりしましたが、え?と思っちゃいました。
主人公のマークウォールバーグは完全敗北。というか中盤で暴れまわっていたころからなんかあれ?このとっ捕まってる人質が主人公じゃね?とちょっとだけ思い始めていましたが、最後の最後に美味しいところを全部持ってったのはこいつでした。3重スパイとかで。
主人公も最後に負けを認め、今回は負けたけど次は勝つみたいな俺達の戦いはこれからだ的な発言をして終わり。
続編あるの?という終わり方であっけにとられたというのが正直なところです。にしても初作でこういうのは珍しいかなと思います。なんか三部作の二作目みたいな感じの終わり方。
それはまぁいいとして、もうちょっと前半情報を整理して欲しかったかなぁという作品でした。