2000年。
クリント・イーストウッド監督主演。
他にもトミー・リー・ジョーンズ、ドナルド・サザーランドというベテランをメインキャストに据えています。
ストーリーはかつて宇宙にいけなかったチームの面々が40年の時を経て爺さんに。それぞれ割といい生活を送っています。
そんな折、40年前の人工衛星が故障。設計が古すぎるので主人公であるイーストウッドしか修理できないということになります。
かつてのチームが集結し宇宙に行くことに。上司は宇宙に行かせる気なんてさらさらなかったんですが、なんやかんやで訓練後に宇宙へ。
そして人工衛星を発見。修理する段取りだった衛星に違和感。やたらでかくゴツいです。そしてここで核ミサイルが積んであるということになり、これをどうにかしようというミッションがあってその過程でガンが発覚したトミー・リー・ジョーンズがそれとともに月へ。
残りのメンバーは地球に無事に戻れるのか?という流れです。
イーストウッド監督の宇宙系映画ですね。シニア世代ががんばります。
前半は宇宙に行くまでの訓練等を描いていて遠心力のマシンで訓練したりしますが、なぜだか視力検査のシーンが印象に残りました。トミー・リー・ジョーンズが3.0。イーストウッドは1.5、そしてドナルド・サザーランドも3.0と思いきやトミーが言ってたのを丸暗記して復唱してただけというくだりです。
サザーランドはチャラ男キャラなんですけどこうやって機転を効かせて今まで女を口説いてきたんだろうなというのがイメージできました。
それ以外にもそれぞれの奥さんとのやり取りや、トミー・リーの恋などが描かれます。
後半は宇宙空間でのトラブルが中心に描かれています。中でも終盤の地球帰還ミッション、その後のUSA!はアポロ13(1995)のラストの感動を思い出させるほどの熱い展開で普通に良かったです。
ラストのエヴァのED曲に合わせてトミー・リーのその後がちょろっと描かれて幕を閉じるのもいいですね。
2000年なので流石に作り物感がありますが宇宙空間、宇宙船、アームのCGもキレイでそこも良かったです。
なかなか楽しめました。