映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】ボビーZ(2007)

2007年。

ポール・ウォーカー主演。

以前見たことがある作品ですが内容は忘れました。

 

 ストーリーはよくわかりませんでした。警官の二人が人質交換のために相手が差し出しを要求している悪い人物(ボビーZ)と顔が似ているポール・ウォーカーを向かわせます。

しかし警官のうちの一人(ローレンス・フィッシュバーン)がなぜかポール・ウォーカーと部下の警官を射殺しようとします。

それからボビーZとしてポール・ウォーカーは振る舞い、写真で一目惚れしたボビーZの彼女と寝たりしますが、気づかないのかなぁと思っちゃいました。

というか結構後で実は気づいていたことが明かされたり(そりゃそうだ)、警官のしていた不穏な動きも結構後でわかります。

「結構後」でわかるというのがごちゃつきの原因になっている気がします。

 

また敵対グループが複数出てきて登場人物がどのグループに属しているのか途中でわからなくなってしまいましたし、警官がその中の一グループとグルだったり、死んだと思っていた人物が実は生きていたりなんだか散らかっているためわかりずらいです。

 

テーマも一つに絞れておらず、何を描きたいのかよくわかりませんでした。主人公は無双するほど強くないですし、敵のボスの一人がトラップで自爆したりアホみたいなシーンもあったり、途中でクリント・イーストウッドパーフェクトワールドケビン・コスナー主演)みたいなアウトローと子供のロードムービーっぽくなったり、どっちが本物!?というのがあったり展開が目白押しです。

そういえば同じポール・ウォーカー主演のワイルド・バレットという作品がありましたがあれも展開が目白押しな映画でした。

 

とはいえ終盤の展開は結構良かったです。本物のボビーZと偽物が鉢合わせするくだりです。最後は強引に畳ましたという感じでしたが終わりはそんなに悪くなかったです。ただ道中は何がしたいんだこの作品は?とつまらなさを感じました。

 

それにしてもポール・ウォーカーはかっこいい。本当に惜しい人を亡くした。と思うほどポール・ウォーカーは良かったです。