2012年。
セガール映画。
刑務所が舞台。そこにテロリストが襲撃。目的は価値ある情報が保存されたチップを体内に埋め込んでいる女囚をかっさらうこと。セガールと相棒のスキンヘッドは女囚を守れるのか?というような流れです。
感想は微妙でした。ずっと刑務所でドンパチしている印象でした。
最後はお決まりの肉弾戦。味方のマークしてなかったモブキャラがいきなりキレッキレの肉弾アクションをしはじめるシーンがありました。ただよくわからない人がすごいアクションを人が変わったかのようにし始めたのでなんかすごいけどこの人誰?という困惑のほうが大きかったです。
中盤~ラストバトルまでセガールの出番が少なくジョークを飛ばすスキンヘッドが比較的ナイスなキャラ(未来の元嫁等の独特のセリフ回しあり)だったのであれ?こっちのほうが主役じゃ?と思いきや最後の最後でセガールが決めてかろうじて主人公の面目を保っていたという印象でした。
ちなみにラスボスが弱すぎます。多分セガールノーダメです。セガールとの実力差がありすぎて対戦になってなくまるで大人VS子供のバトル。バトルというより一方的に拷問している感じで最後に爆弾センサーに投げ込み爆殺。その時にセガールは自分は善人だとか言いますがそうは思えませんでした。
キャラクターではまず拷問で散々痛めつけられた上に指切られて(指紋認証のため)道案内させられて映画の終盤まで生き残っていたのに用が済んだらさっさと殺されてしまった所長です。あまりに無慈悲だったため印象に残りました。
それと敵の手下だった女囚役(体内にチップ入った女囚じゃないほう)が武田久美子にも後藤久美子にも似ていて印象に残りました。途中でチップの女囚をレイプしようとした囚人をやっつけて謎の友情が芽生えるのかと思いきやそうはならず最後普通にキャットファイトして一方が死ぬというのはちょっと物足りなかったです。もうちょっとなにか欲しかったと思いますがそれだとストーリーがおかしくなるので仕方ないですね。
よほどのセガールファンでもない限り見なくてもいいかなと。