映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】善き人に悪魔は訪れる(2014)

2014年。

 

5年ムショに入っている囚人が主人公。仮釈が却下され護送中に運転手等を殺害して逃走。自分が服役中に男作って裏切った恋人を殺し、とある家にエンストを装って入り込みます。そして悲劇が・・・その家のママは子どもたちを守り無事犯人から逃げられるのか?という流れです。

 

まず90分とコンパクトなのでサクっと見れます。

さらに登場人物も少なめでシンプル系なので頭を使わないでも見れます。

 

ただ家に入り込んでから事が動きだすまで若干テンポ悪くダレたという印象です。そこからはドメスティックホラーの様相を呈してきてやっと本番となります。

ただ演出的には前にどこかで見たようなこれ系のストーリー展開なので目新しさがありません。

 

おっと思ったのは、犯人を裏切った恋人と、入り込んだ家の妻の夫が浮気関係にあったということでした。終盤、ママが大ピンチに陥っているところに僥倖!と言わんばかりに殺害された恋人のケータイにかかってきた電話に出たら、なぜか自分の夫→あ、そういうことか!と思わせる一連の流れはちょっと見事だなと思っちゃいました。でも他はぱっとせず(ママが(頭いいであることが期待される)検事設定とかもあまり活かされてなく)B級という感じでした。