映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】ANNIE/アニー(2014)

2014年。

ジェイミー・フォックスキャメロン・ディアス

 

ハートウォーミングコメディーみたいな感じのミュージカル映画です。

 

主な登場人物

・里親(キャメロン・ディアス

・市長選を前に頑張る潔癖症のIT長者(ジェイミーフォックス)

・アニーという里子

・暴走する部下

 

後に暴走する部下がジェイミーが選挙運動中にはずみで助けたアニーを利用して支持率アップを狙い、いっしょに住まわせます。

最初は気乗りしなかった二人。でもだんだん距離が近づいていきます。

 

終盤になりアニーの本当の親を探すという展開になります。

里親は暴走する部下の悪巧み(アニーを利用して儲ける話)に乗りますが、根はいいやつなので内心なんか違うな・・・とは思っています。

 

しかしアニーの両親が本当に見つかったという連絡が・・・

さてどうなる?という感じです。

 

 

感想は、まぁ普通かなと言う感じです。いい話なんですけど、突き抜ける感はありません。

 

アニーにとってはある意味シンデレラストーリーですね。

ストーリーは大筋はだいたいわかるのでポイントは最初は利害関係で接していた二人が絆を深めていく過程なんですけど、どうもアニーという子が生意気というかややひねくれてる部分があるため絆を深めていく過程がわかりやすくなかった気がしました。そのためちょっと不自然に感じられました。穿った見方入ってますが。

 

キャストではキャメロン・ディアスがいい味出してました。役柄は実はいい人というのが前半はあまり伝わってこず終盤の心変わりがちょっと唐突な気もしましたが。

 

細かいことを考えなければそんなに気になるポイントでもなくハッピーな気分になれる映画なんじゃないかと思います。生々しいシーンとかはないためファミリー向けでしょう。

 

 

ちなみにこのアニーは日本テレビの深夜映画枠『映画天国』最後の作品。この枠は昔から気が向いた時に見てました。

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この枠で2006年5月にやってた『マルホランド・ドライブ』でこんな映画もあるんだ・・と難解映画の魅力に気づき(2CHの実況スレで放送後にあーだこうだ考察、伏線のレスが交わされて楽しかったのはいい思い出)、その後に放送された『穴』(井戸に落ちた男女の密室劇)とかロースクール生が頑張る『ペーパー・チェイス』とか面白い作品があることを教えてくれた枠なので終わってしまったのは残念でしたね。