2017年。
ジェラルド・バトラー主演。
B級SF映画を最大の予算でめちゃくちゃCGに凝って制作しました、という感じの映画です。
昨日見たソーラー・ストライク2013っぽい感じのストーリーを全体的にボリュームアップして、最後をハッピーエンドにしたという印象です。
とにかくCGのすごさが見どころです。金かかってんなぁというのが伝わってきます。ただ、若干不自然な気も。今のゲームのCGをさらにすごくした感じというか。
ゼロ・グラビティの冒頭っぽいシーンもありますが、テンポアップしてよりド派手な演出になっててこれはこれで映画館で見たらすごい迫力なんだろうなと思いました。
ソーラーストライクで出てきた雷がやたらめったら落ちて来るようなシーンにカーチェイス、ガンアクションを絡めたシーンも映像だけは結構かっこいいです。
反面、ストーリーはありきたりっちゃありきたり。よくあるB急の地球滅亡SFで手薄になりがちな部分を補強(人間ドラマ、黒幕の存在というミステリー要素、人間同士のアクションとか)したりしていますが、背骨はB級ありがちSFのそれで物語に関してはTHE普通です。
ラストはアルマゲドン的な自己犠牲っぽいことになりますが・・・そんなことはなかったですね。これでいいと思います。
とにかく映像がド派手でそこが見どころな映画。B級(というかめっちゃ金かかってると思いますが、多分)SFの帝王という感じの映画でした。