1994年。
シルヴェスター・スタローン、シャロン・ストーン、ジェームズ・ウッズ他
爆破のスペシャリストが主人公。
ヒロインはマフィアに身内を殺されて復讐を誓う女。
この二人が爆破をし、マフィアに目をつけられます。
主人公には因縁の元同僚がいてそいつとバトルみたいな感じにしたそうな脚本です。
女はその元同僚に主人公を売り渡すのか?それとも・・・みたいな流れです。
主人公が爆破のプロということで、随所に爆破シーンが出てきます。
建物の出っ張ってる部屋に爆弾セットしてピンポイントでそこを落として海に落とすみたいなこともします。
そういう爆破シーンなんですが、なんか地味です。
スタイリッシュな感じがしません。
しこしこ地味に爆弾しかけてるという感じでやってることはどちらかというと悪役っぽいです。まぁアウトロー主人公なんですけど。
話もアップダウンに乏しく、平坦な展開が長々と続き退屈です。
よくある系の話だと思うので、構成とか演出とか見せ方が微妙なのかもしれません。
主人公、ヒロインが大御所にも関わらず素材の活かしきれてなさが目に付きます。
ヒロインであるシャロン・ストーンが無駄に大御所すぎるがために、主人公とライバル関係にあるラスボス的な人の存在が随分霞んでしまっています。
主人公とヒロインに良いようにやられてるヘタレな印象なので緊迫感がなくストーリーがイマイチ引き締まりません。
最後もうっかりミスで自滅。弱すぎ。
見せ場と言えば主演二人の濃厚なシャワールームでのエッチシーンでしょうか。ここだけやたら力入ってんなというくらい他の部分がイマイチ。
結局終盤まで見た目(爆破とか)以上に緊迫感がなく、ダレダレ。
結構凝った爆破テクを見せていて、この手の映画あるあるの予算消化大爆発も最後にあるにも関わらずあんま印象に残らず・・・。
キャラに魅力がなく、尖ったところがなく、すべて予想の範囲内。
残るものは何もなし。
微妙でした。