映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】野獣教師(1996)

1996年。

トム・ベレンジャー主演。

 

舞台は治安の悪い高校。

とある捜査(とプライベートでの恨み晴らし)のため元軍人の主人公がこの学校に教師として潜入して・・・という感じです。

 

感想は個人的にはかなり当たりでした。

まずトム・ベレンジャーが教師役というのが斬新。

トムと言えば軍人とかスナイパーとかそういう役柄の映画(山猫、プラトーン)しか見てこなかったので新鮮でした。

 

悪ガキを更生させていくというのは個人的に好みの展開ですし、それと並行して行われる麻薬捜査も互いに喧嘩してなくて違和感なくブレンドされていたのも良いです。

 

仲間も面白いやつばかりで、最後の散り際にも見せてくれます。ルイス・ガスマンも良かったですが、メガネのイカれたヤローのキャラがぶっ飛んでて面白かったです。

仲間の犠牲も多いんですけど、そこに感動はなく逆に驚きや笑いがありそれはそれで楽しかったです。

 

容赦なく相手をぶっ飛ばしたり、主人公が弱い時があってあっさりピンチになったり、突発的にやったりやられたりするそういう間というか緩急も個人的に好みで好印象。

 

監督のセンスと自分の感性が近いようで、かなり楽しめました。