映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】ウインドトーカーズ(2002)

2002年。

ジョン・ウー監督の戦争映画。

ニコラス・ケイジ主演。

 

太平洋戦争時のサイパンが舞台。ここで米軍と日本軍がドンパチするという内容です。

 

この戦争映画はとにかくドンパチしまくりな印象です。

命が軽い軽い。

あと日本人が悪者として描かれてるので日本人である私がこの映画を見るとどうしても微妙な気分になってしまいます。

 

主人公である軍曹の与えられた命令は日本側に暗号を解くカギであるナバホ族の通信兵を渡さないことなんですが、せっかくオリジナリティ出せそうな題材がそこにあるにも関わらずドンパチにかまけてしまっています。

 

個人的にはナバホ族との交流とかをドンパチ時間削ってもそこに割り当てこいつらは守らにゃ!という気持ちにさせて欲しかったです。

 

やっぱり明らかにドンパチ偏重で人間ドラマ部分が足らず、その結果感情移入が全然出来ず登場人物たちが物語を構成する単なる駒に見えてしまうのは問題です。そのため薄っぺらい、スッカスカという残念な印象になってしまいました。

 

もうちょっとどうにかならなかったのか・・・という微妙な出来でした。