2001年。
二人組の殺人鬼が犯行現場を撮影して映画を作ろうとアメリカにやってきて・・・というのが冒頭。
デ・ニーロはスター刑事でTVでも有名人。某局キャスターと熱愛でプロポーズをしようとしています。
そこに犯人たちの魔の手が・・・という流れです。
この映画は前に一度観たことがあります。ストーリーの細かいところやオチは忘れてましたが、途中で〇〇が退場するということだけは覚えていました。
そこは鮮明に覚えてましたのでこの映画はインパクト的には成功だったのかもしれません。
ただ、〇〇が中盤で退場してしまうため、エドワード・バーンズとデ・ニーロが一緒にいる時間が短く、二人の関係性を深める尺が不足してるなとも思いました。
映画なので尺の都合でしょうがないというのもわかりますが。
今見ると途中のバーンズと証人の売春婦が火災現場に閉じ込められるシーンが中々緊迫感があっていいですね。
ただ、うまくしてやった(と思われた)頭の良い方の犯人とガチムチ系の仲間割れはちょっと雑で最後もどこか物足りなさを感じました。
かといって途中退場した〇〇が実は生きてましたと言われてもそれはそれでどうなの?というのもあり、インパクトと引き換えに映画見た後の余韻とか満足感を失ってしまった、そんな映画でした。