2019年。
ジェラルド・バトラー主演。
主人公はシークレットサービスの一員。大統領と釣りしている時にドローン爆弾の攻撃を受けて瀕死に。大統領も大怪我しましたが生存して意識がありません。主人公は何者かにハメられ追われる身に。さてどうするか・・・?という感じです。
まず思ったのはジェラルド・バトラー老けたなぁと。ラッセル・クロウみたいな老け方。
この映画で一番怖かったのは冒頭のドローン爆弾ですね。ドローン兵器についてはどこかで聞いたことがありますが実際CG映像で見てみるととても怖い。低コストで効率よく人を殺せる恐ろしい兵器。
映画自体は硬派で前半は国と民間軍事会社の2つから狙われ、最終的にはラスボス率いる軍団から大統領を守ることが目的になります。
題材として目新しいものはなくテンプレ通りという感じで堅実という印象。
アクションシーンも卒なく低予算感なく一定レベル以上のものが繰り広げられます。
ただ最後の決着はなんとも地味でした。
一方、人間ドラマに関しては微妙で、心を揺さぶられたり、感動したりそういうものは残念ながら感じられませんでした。
安いお涙頂戴もなく全体的に渋い味付けの映画でした。