2014年。
飛行機事故で無人島に不時着したサッカー選手たち。
さてみんな生きて無人島から無事脱出できるのか・・・?
みたいな感じだと最初は思っていたのですが、心の弱い人たちが食料盗まれ事件等を経てだんだん精神をやられ邪悪になっていきます。
主人公の黒人は最後までまともな人間で、その邪悪になった人たちのリーダーと仲違いし、それぞれ別の島で生活をし出します。
ただ、邪悪側も全員邪悪というわけじゃなく、そもそもひとつしかない船をめぐる見解の相違でこうなりました。
どういうことかというと、その船を解体しないと食料が手に入らないというようなことになり、食料確保派と島脱出派に分かれてこうなったという感じです。
そして事件は起こります。
邪悪派の下っ端の男が、別に邪悪になってないけど自分の意思でそっちに行った女(邪悪派のリーダーの女)をレイプしようとします。
しかし反撃され、激昂。このクソアマ!と叩いたら動かなくなってしまいました。
そこに偵察しに来た正義側のおっちょこちょいのいじめれキャラの男と鉢合わせ、レイプしようとした男は自陣の気の弱い男(こいつも現場を見てた)にあいつが犯人だよなぁ~と威圧。
そのことは邪悪リーダーの知られることとなり、ここに戦争が開始されます。
邪悪側は正義側の島に渡り、キャンプを燃やします。
しかし、正義側リーダー・黒人主人公もそのことを予見し、対策。
見事に邪悪リーダーをも倒します。
しかし、邪悪リーダーはまだ生きていて・・・という流れです。
各レビューサイトを見るにおそらくクソ映画的な立ち位置かと想いますが、個人的にはそこそこ楽しめました。
精神がイカれた末に、バトルロワイヤルになり、最終的に仲間割れどころか戦争が勃発する展開に突入するのがイカれていていい感じです。
オチは正直予想通りでしたが、なにげに生き残った邪悪リーダーが島に置いてけぼりにされるってのは予想外でした。
けが人を切り捨てるとか切り捨てないとか(結局切り捨てる)、瀕死で苦しんでいる仲間をチョークで安楽死させたり、正義側っぽい主人公も最後ヘリがせっかく助けにきたのに邪悪リーダーのことを教えないで島に置き去りというように人間の汚いブラックな部分がちらほら見えてこういうとこ良かったです。
まぁでも暇つぶしの一本という感じでお金払って見るもんだとは思いませんでした。