2006年。
ジョシュ・ハートネット主演。
脇役でブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ベン・キングスレーが出ていてキャストは豪華です。
ヒロインはアジア系のルーシー・リュー。
初見では序盤はわけがわからないまま進行していきます。
腰にバスタオルを巻いた3枚目風の顔に傷がある青年がわけのわからないいざこざに巻き込まれていく・・・なぜ主人公はこんな目に遭うのか?それが後半明らかになり黒幕の存在が・・・
みたいな感じですが、それはすべて・・・みたいな感じです。
この映画でまず思ったのはブルース・ウィリス演じるグッドキャットという殺し屋がめちゃめちゃかっこいいということです。
ビジュアル、キャラともに良いですね。
非常にシュッとしていてクールな見た目、殺し屋としての腕も申し分なし、ただの冷血と見せかけて情もある、ギャップ成分も配合。
ストーリーも互いに敵対する2マフィア間を行ったり来たりしたり警官と接触したりと表層上の流れも割と面白いです。
終盤にそれらの行動の真意が判明するという作りになっています。
ネタバレすると2マフィアのトップへのかなり周到に練られた復讐劇なんですが、ぶっちゃけ冒頭で20年前の発端となる出来事が描写されるためか、主人公と殺し屋が「何か企んでる?」という疑念が正直湧いちゃってました。
なのでネタバラシの衝撃がやや薄いのと緊迫感に欠ける点がいまいちなとこでした。
ただ、全体的には割と面白く楽しめました。