【映画感想】エクストリーム・ジョブ（2019）
2019年。
ギャグ・コメディー麻薬捜査という感じの映画です。
主人公は麻薬捜査チームの班長のおっさん。その下に部下が何人かいます。紅一点もいます。
麻薬グループを張り込みするために近くの物件が必要に。そこは潰れかけた鶏肉屋。そこを買付けそこを張り込みの拠点に。ってか鶏肉屋というか唐揚げ屋ですね。
張り込みアジトとして本部を作ります。
閑古鳥がないてる鶏肉屋なのでどうせこないだろうと思いきやなぜか割と客は来る。その度に捜査機密を隠すことに。
そんな時麻薬組織の下っ端が店に来ます。とっさに顔を隠しますがまた来るということだし潜入のきっかけづくりにもなるし、鶏肉屋が鶏肉屋じゃないというのもアレということで、唐揚げを作ることに。
味方チームの一人にめちゃめちゃうまい唐揚げを作る才能のあるやつがいて、カルビのタレ味唐揚げを店に出した所口コミで広がりまさかの大繁盛。
客をさばくのに忙しくなり、鶏肉屋としてのプロ意識も目覚め真剣に鶏肉屋として働きます。
・・・と
ここまでは面白かったです。
その後は本業の麻薬捜査パートになり鶏肉屋色が徐々に消えていきます。
その後麻薬グループに店のフランチャイズ権を渡し、チンピラが営業し始めるもののテキトー営業のため店の評判はガタ落ち。この後社員教育等でチキン屋として再生してさらなる大成功を・・・という展開だったらなぁと思うんですが、そういうわけにもいかず、そこからはいろいろあって親分を追い詰めクライマックスは大乱闘という普通な感じになったのが個人的に残念でした。
随所にギャグが散りばめられていて面白い。ただ、後半になるとやや飽きを感じてくるのも事実。前半はなんか知らないけど警官が鶏肉屋になって大繁盛でてんてこまいという面白い展開の中にも細かいギャグや独特のノリが散りばめられていてかなり面白かったです。
とはいえ中々楽しめましたので一度は見ておいてもいいかもしれません。
