2021年。
ファーフロムホームからの続きです。
よくわかりませんが、ラストでエンドゲームを見たときのような雰囲気を感じたのでこれで完結編なんでしょうね。寂しさを感じるラスト。
感想はなんというか終始置いてけぼり感を感じるものでした。
”前提”を共有しているのが前提という感があり、新規はちょっとついてけない感じがするんじゃないかと思いました。
なんでこうなってるのかよくわからないというシーンが中盤から出てきて、だんだん終盤にかけてそれが強くなっていきます。
ドクター・ストレンジとの戦いとか映像CGはすごいです。確かに見ていてすごい映像を見ていてちょっとは感動しました。
ただ話はよくわかりませんでした。
トビー・マグワイア版、アンドリュー・ガーフィールド版は一応一回だけ見たことがありましたけど、思い入れは正直ありませんでした。なので大体忘れてます。見たのも結構前ですし。
キャストもおぼろげに覚えていましたので、ああ、多分みんな年取った同じ俳優さんなんだろうなと思って見てました。サーフィンみたいな人とか背中からタコみたいに機械の手を生やしている人とか。
そして後半にアンドリューガーフィールドとトビー・マグワイアが別次元からくるというとんでも展開に。アンドリューガーフィールドはわかりましたが、トビー・マグワイアは最初誰かと思いました。普通のおっさんがきたのかと思っちゃいました。
ガーフィールドさんは終始なぜか哀愁のようなものを漂わせていました。
おばさんが敵にやられちゃって主人公が闇落ちみたいな感じになったりとなんかの漫画でみたような展開もあったり。
最後は映画のほうが一人で盛り上がっちゃっててそのノリについていけないというのが残念でした。
ただ、裏を返せば、昔から何回も擦り切れるほどスパイダーマンを見てきました!みたいなガチ勢にとっては珠玉でしょう。
新規ガン無視の既存ファンサービスをこれでもかというほど詰め込んだ作品だからです。
世代を越えた三代実写スパイダーマン揃い踏みというのはすごいインパクトだというのはわかります。
でも私みたいなにわか以下同然の属性が見るとちょっとついてけない感があり、う~んという作品でした。