【映画感想】ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022)
2022年。
ファンタスティックビーストシリーズ三本目。
1と2はシリーズ一応見ていますが、基本的にあまり興味がなかったため内容は全然覚えていません。
ただ長かったのは覚えています。
ということで今回も例にもれず長いです。3時間くらいあります。
ジョニーデップだったグリンデルバルドさんが今回はマッツ・ミケルセンになっています。
でも私はこっちのほうが良かったような気がします。
このシリーズのジョニーデップはなんだか玉置浩二みたいであまり好きではありませんでした。
マッツ・ミケルセンは至って普通ないつものマッツミケルセンでへんてこな髪型とかはしていません。こっちのほうが個人的には好みです。
物語は10分で済むようなことを3時間に引き伸ばしているような感じなのでゆったりとしたペースで進んでいきます。
それはいいんですけど、グリンデルバルドが異様に執着していた動物を殺すという行為がなんか政治家がやってる裏工作みたいな感じでなんかダサかったです。
シリーズ最初でラスボス的な感じだったエズラ・ミラーも出てきますが、なんか微妙にいいやつになっていました。というか昔から根はいいやつだった印象がありますが、覚えてません。
主人公は正直空気であまり活躍していた印象がありません。FF12のヴァンみたいです。
また、シリーズ通してのヒロイン的な女性の出番が今回異様に低かったんですけどスケジュール的に合わないとかあったんですかね。
良かったのは見せ場のジュード・ロウとマッツ・ミケルセンの魔法バトルですね。
いつも棒きれを振り回している図に対して茶番を見ているような感覚があったのですが、この二人のバトルは絵になっていて普通にカッコ良かったです。
渋いイケオジ同士の熾烈な戦いは中世の騎士同士の真剣勝負みたいな感じがありました。
とは言えその部分は3時間のうちのごく一部なので、全体的には静かな印象がある映画でした。