映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】レインディア・ゲーム(2000)

2000年。

ベン・アフレックシャーリーズ・セロンゲイリー・シニーズ

 

刑務所を出所した男が悪いやつに目をつけられ銀行強盗をやらされるみたいなストーリーです。

 

特筆すべきは豪華キャストです。特にシャリーズ・セロンがいいですね。若くてきれいで。でも見どころはそれだけだったように思います。

 

ストーリーは実は〇〇でしたというようなどんでん返しの連続なんですが、安易などんでん返しなので、え!?そうだったの!というよりも、はぁ・・・そうなんだ・・・みたいながっかり感のほうが強いです。

 

兄妹設定だったゲイリー・シニーズシャーリーズ・セロンが実は恋人でプールでイチャイチャしたりと、その設定の必要性が無駄に感じられます。

 

そして、最後に実は〇〇が生きていましたってのも、はぁそうなんだで自分の中では終わってしまいました。

どんでん返しはたしかにそこにあるのですが、意表をつかれるというよりか、どうせこんなしょーもない映画だから、やりかねないどんでん返しという想定が自分の頭の中で無意識に出来上がっていたからかもしれません。

どちらかというと驚きというよりかは呆れに近い感情を感じました。

 

ただ前述の通りシャーリーズ・セロンの美貌は素晴らしいのでそこはいいですね。

【映画感想】アパルーサの決闘(2008)

2008年。

エド・ハリスヴィゴ・モーテンセン

西部劇。

 

主人公はエド・ハリス、相棒はヴィゴ・モーテンセン

二人の職業は雇われ保安官。

しかし、そのエリアを牛耳っているやつが権力者と繋がっていて逮捕しても普通に出てきます。

こいつをどうするかという問題が一つ。

もう一つは、男をたぶらかすことに長けた美しきヤリマンの存在です。

レニー・ゼルウィガーが演じています。

なので、絶世の美女というわけではありません。

でもこのくらいのほうがそそるということもあるのである意味リアルです。

 

エド・ハリスが彼女に惚れ込み、二人の友情に狂いが生じる。さてどうするか?みたいな感じで進んでいきます。

 

感想はまずなんだか地味です。

淡々としているので正直中だるみを感じてしまいました。

エド・ハリスヴィゴ・モーテンセンだから見れたという感じです。

 

見どころはラストですね。

ヴィゴ・モーテンセンの決断がかっこいいです。

友のことを本当に思いやっているんだなというのが伝わります。

この手の相棒型西部劇ですと最後は女より男を取るハードボイルドなものが多かった(少なくとも私が見たものでは)ので逆のパターンだったのは少し新鮮でした。

 

ただ、やっぱり地味な印象は拭えない映画です。

【映画感想】ノッティングヒルの恋人(1999)

1999年。

ジュリア・ロバーツヒュー・グラント

ブコメ

 

最初はそこらへんの男性の妄想物語を映画にして見ました的な感じで見ていましたが、最後は泣きそうになってました。めっちゃいいです。

 

大女優と一般人男性の恋を描いた作品です。

なんだかやまとなでしこみたいな感じです。あとスタアの恋も思い出します。ローマの休日も。

 

同居人のスパイクとか同僚とかホテルマンとか友達とかみんないい人ばかりなのがいいです。一瞬しかでませんけど、滝山さんもいいキャラしてます。

味のある悪役もいいですけど、登場人物全員いい人しかいないというのも個人的には好物です。

 

中盤あたりからやや中だるみを感じましたが、一旦破局してからのラストシーンへのブーストがいいですね。鑑賞者の期待に答える見事な盛り上げっぷりです。

ベタです、だが、それがいい・・・という感じです。

 

ラストの会見シーンの演出は堪りませんね。これ欲しかったんですよと思っていたものを存分に提供してくれました。

エピローグの住民しか入れない公園のシーンも、伏線部の夜との対比で昼になっているのもコントラストでいいですし、本当の住民になったのでコソコソせず堂々と気の知れた仲間と一緒に休暇をエンジョイしている絵もグッドです。

 

ベタですが、それでいい、最高。

そんな作品でした。見てよかったです。

 

ちなみに初めてジュリア・ロバーツを可愛いとこの作品で思えました。

ちなみに彼女の代表作のプリティウーマンは見たことないです。

【映画感想】グリーンブック(2018)

2018年。

 

実話ベース。黒人と白人のロードムービーです。

 

見るのは2回目ですが、やっぱりいいですね。

ストーリー展開がどうこう、テーマ性がどうこうよりも、やっぱり、二人の会話の掛け合いが素晴らしい。

 

中盤では見てて不快になるシーン、嫌なシーンがちらほらありますが、それは言わば終盤を盛り上げるためのバネで、後半にはそれらシーンの対比となる良いシーンが連続するのがいいです。

 

中盤でケネディに電話することで解決することになる、クソ警官のエピソードがあったからこそ、終盤で出てくる警察官のシーンが活きますし、その前のセッションのシーンも、直近のクソホテルのローカルルールのシーンがあったからこそ泣けるわけで。

 

そしてそれらの連続の果てのラストシーン。

最後に奥さんが暖かく迎えてくれるのも、劇中に散りばめられた手紙のエピソードの積み重ねによるものです。

 

やっぱりいいですねグリーンブックは。生涯ベスト10にはランクインしてます。

【映画感想】太陽の季節(1956)

1956年。

長門裕之南田洋子が結婚するきっかけになった映画だそうです。

お二人が主演。

 

ストーリーはやんちゃな学生が酒、タバコ、女、暴力に興じる狂乱の若気の至りを描くという触れ込みなんですが、いまいち伝わって来ませんでした。

 

感想は正直イマイチパッとしない映画でした。

感情が動いたのは葬式の最中に長門裕之が鐘を遺影に投げつけるシーンです。

こんなシーンを見たのは初めてで素直にびっくりしました。

 

それ以外はパッとしません。役者の演技レベルも全体的にお粗末ですし。

というか、石原裕次郎が端役で出ててなんで長門裕之が主演?と思っちゃいました。逆のイメージだったんで。

 

ストーリー展開上、長門裕之南田洋子にひどいことをするんですが、全然頭に入ってきません。

というのもリアルで長門裕之南田洋子はおしどり夫婦でそのまま老人になり逝ったというのを知っているためです。

そんなイメージを先入観として持っている中、なんだかいろいろお粗末な映画の世界に没入することができませんでした。

原作が芥川賞の問題児的な作品なので多少は期待しておりましたが微妙でした。

【映画感想】探偵物語(1983)

1983年。

薬師丸ひろ子松田優作

 

1980年代が舞台ということで鉄道のきっぷ売り場が昔なつかしだったり、きっぷを切るのが自動改札機じゃなく、駅員さんだとか昔の日本を感じさせます。

 

主人公は大学に通うお嬢さんで、近々アメリカに行くことになっています。

大学には憧れの先輩なんかがいたりしてそれなりに充実した大学生活を送っているように見えますが、本人は退屈だと感じています。

 

憧れの先輩と一夜をともにする寸前までいくものの(先輩はイケメンで背が高くチャラ男気味)探偵の松田優作が乱入。それが二人の出会い。

 

それから一緒にいるうちに打ち解けていきます。

そんな折、松田優作の元嫁が指名手配に。恋人のヤクザが何者かに刺殺されたのです。さて犯人は誰なのか?そしてその後どうなる?

という感じです。

 

感想は面白かったです。

若干そこは巻きでいけよと思うカットが散見されますが、まぁいいでしょう。

 

ヤクザが殺されるところから物語が転換し、本格的な探偵パートが始まります。

犯人は後から見返すと伏線もあり犯人当て自体は簡単だと思います。

ただ、見ている最中は誰が犯人かわかりませんでしたので、ああ、そういうことかという納得はありました(驚きはありませんでしたが)。

 

ただ、メインは大きな殺人事件の解決というよりかは、薬師丸ひろ子松田優作の微妙な恋関係なんじゃないかと思いました。

 

出国前夜にお泊り上等で松田の家にやってきて、ホテルで処女を捨てたみたいな告白をするシーンはなんともじれったい感じがしてやきもきしました。

 

ただ、ホテルで行きずりの男と何もなかったと最後に打ち明けてくれて鑑賞側としてはスッキリした感じもします。

おそらく何もしていないんだなぁと思いつつも、排気口のトリックを発見した後になんの描写もなかったため、不確定だったからです。

なので正式に本人の口から何もなかったというはっきりとした発言があってスッキリしたのだと思います。

 

最後はまぁなんというか、そうなのねという感じでした。まぁコレが無難なんでしょうね。

 

終わってみれば、意外とそうでもなかったかな?と思いつつも、見ている最中の没入度は高く、今は結構なおばさんになってしまった薬師丸ひろ子が初々しく中学生くらいの見た目なのも新鮮で、松田優作も良かったです。息子さんの松田龍平さんっぽいですね。演じ方も遺伝するのかな?なんてことを思いました。

 

 

 

結局、松田優作薬師丸ひろ子を護衛しろと依頼した人物が誰なのかは語られませんでした(父親ですかね)。

【映画感想】LUCY ルーシー(2014)

2014年。

スカヨハ主演。

 

韓国マフィアに脳みそを活性化させるけど24時間くらいで死ぬみたいな薬の運び屋にさせられた女性が主人公です。

体の中に手術でブツ埋め込まれます。

しかし男から暴行され、体内で薬袋が破裂。

その脳みそを活性化させる薬の成分が溶けだし、主人公の覚醒が徐々に始まる・・・という感じです。

 

突っ込みどころが満載ですが、そういうもんだと思えばなんとかついていけます。

そういうもんだと思わせるような劇中説明が優秀かどうかで没入度は変わってくると思います。

こちらの映画はちょっと勢い任せなの目立ち、正直そんな馬鹿なという感じではありました。

 

超能力というものの存在を私は信じてないため、サイコメトリーしたり、サイコキネシスのような遠隔物体移動をしたり集団強制催眠したりする描写に?となっておりました。

でもああ、たしかに超能力方面のアプローチもできるなと思いつつも、でもやっぱりそんなバカな感を払拭できませんでした。

 

脳を活性化具合が10%から始まり、20、30と増えていき、最終的に100%になるというのは中2っぽくて嫌いではありません。

 

マフィアとの抗争にしても、ボスを殺れるチャンスがあるのに中盤で見逃して、結局最後に襲われることになり・・・とにかくスカヨハをかっこよく見せたいというのが第一で脚本は二の次で投げやり気味という印象を受けました。ラストもなんか投げた感があり、え?それで終わりなん?と思っちゃいました。

 

60%くらいから、戸愚呂兄みたいに細胞を操って肉体操作したり、体から細胞を出してスパコンに接続したりとだんだんぶっ飛んでいきます。脳みそを100%引き出せればスパコン以上の計算能力がありそうなのに、わざわざスパコンに接続してあれこれするのはどうなのとも思いました。

 

最後は絵的に壮大になり、時間を高速で巻き戻したり、宇宙の始まりまで遡ったりしますが、あくまで絵的に壮大なだけなので1人で盛り上がってる感を感じてしまいすげーみたいな感覚にはなれませんでした。

 

そのため勢い任せにぶっ飛ばした結果最後に空中分解して投げた、そんな感じの映画でした。