映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】カリートの道(1993)

1993年。

アルパチーノ主演のマフィア映画です。

 

ペニーワイズみたいな髪型のメガネ敏腕弁護士(演:ショーン・ペン←気づきませんでした)の尽力によりムショをわずか5年で出てきた元麻薬王が主人公でアル・パチーノが演じています。

彼は今度こそカタギになろうとするも周りはそうではなくある種の板挟みに若干苦しみつつも一線は越えずにやり過ごしているという日々が描写されます。

やがて元カノの出現によりウキウキしますが、ストリップ劇場で働いていたりしてなんとも言えない気分になり、なかなか距離が縮みません。

とはいえその距離も時間の問題で縮みドア越しに焦らしプレイをする彼女の家のドアを蹴破って一夜を共にします。

 

いい感じの日々が遅れそうかもと思った矢先5回くらい助けてもらった命の恩人である懇意の弁護士の頭がコカインかなんかでいかれてしまいマフィア関係者を船の上で殺しちゃってさぁ大変。

弁護士を売れと警察から圧をかけられますが、その矢先に弁護士が刺され入院、その後殺されたマフィアの次男とかに襲われるアルパチーノ、さて逃げ切れるか・・・という流れです。

 

 

全体的に雰囲気のいいマフィア映画で見ているだけである種心地の良さすら感じます。直接的な暴力(ドンパチ)は最後までなく比較的淡々と進んでいくような印象ですがその忙しくないゆったりさがよく、楽しい時間を過ごせました。アルパチーノはやっぱりいいですね。

 

【映画感想】僕のワンダフル・ライフ(2016)

2016年。

犬が別の犬種に転生していくペット系映画です。

女の子が主人公のは視聴済みです。

 

犬目線で1回目、2回目・・・と転生していきます。

最初の転生で出会う男の子の物語がメインです。

男の子は青年になり犬は寿命で死んでしまいます。

男の子は最終的に幸せを人間関係においても失ってしまいます。

 

その後警察犬になったり、気のいい黒人娘のもとに生まれてきたり転生を転々とします。そして最後に動物虐待をされて置き去りにされてしまいます。

そんな折偶然最初の男の子が壮年になった姿で登場し、再会します。

 

彼は昔を引きずっていて未だに不幸せですが犬と再会してから物語が再び好転し別れた恋人ともやり直し最後にあの時の犬だということに気づいて終わります。

 

 

主人公の犬の声が高木渉っぽい声をしているので感動はしませんでしたが、ファミリー向けに作られている気がしました(若い男女がキスしまくるというシーンもありますが)。

私はありえないなという部分が多くあまり没入できませんでしたが、お子さんや今現在ペットを飼われている方には好評なんじゃないかと思います。ペットを飼っていない人は飼いたくなるし、ペットを飼われている方は今飼われているペットをより大切にしたいと思うようになるんじゃないかと思います。また愛犬を失いペットロスでお悩みの人にも響くものがあると思います。

 

犬好きなら見ておいて損はないと思います。

 

【映画感想】アイ・アム・レジェンド(2007)

2007年。

ウィル・スミス主演のウイルスゾンビものです。

 

廃墟のニューヨークが舞台。やばいウイルスが空気感染で世界中に広まってだいたいの人たちは死にます。残りは狂犬のように人を襲うということになってます。

 

ウィル・スミスは世界で唯一のそのやばいウイルスに対して免疫を持っています。3年間サムというワンちゃんと一緒に過ごしており、毎日いるかもわからない生存者のために無線でメッセージを発信し続けてます。

一方で科学者なウィルは捕獲した感染者から血清を作り出そうとしてますがうまくいきません。

しかしボス的なやつに目をつけられて・・・という流れです。

 

 

物語は大きく分けて前半と後半に別れます。

犬のサムと一緒の前半、生存者が出てくる後半です。

 

個人的には前半のほうが後半よりもよかったという比較的珍しい部類の映画でした。前半のワンちゃんと二人三脚で暮らしている(ワンちゃん足4本ですが)様子がよかったです。

前半の終わりは本当に悲しすぎました。

この映画はゾンビ的なものが出てくるものの全然コメディーじゃなくどこか哀愁が漂っているような雰囲気なんですが犬と一緒に行動をともにして苦難を乗り越えていく様子、3年間浸食を共にしてきたという重みは私には伝わってきて、サムの最期は本当に身につまされる思いでした。

 

ウィルも感染させまいと一生懸命気を配っていたんですが、とうとう感染してしまい凶暴化が本格的になる前に抱きしめて殺すというのはつらすぎます。ウィルの悔し泣きを堪えるような表情が印象的でした。そして穴を掘って埋葬。

 

今まで人の相棒がこんなことになって仕方なく銃でパンッってやる映画は見たことありますが、相棒が3年連れ添ったワンちゃんがこんなことになる映画を見たのは初めてかもしれません。飼い主に従順で動物という無垢な存在だからこその悲しみがあります。動物大好き人間には辛いものがあります。

 

 

後半、生存者の母子が出てきてから血清の精製に成功し、ラストウィルがあんなことになるという展開は有耶無耶感がありちょっと雑にまとめたなという印象は拭いきれません。

 

この映画には16ブロック(ブルース・ウィリス主演)みたいに別エンディングがあるみたいでそちらだとウィルはあんなことにはならずに姿が変わってしまった感染者たちにも知性があり友情みたいなものがあって、ウィルが血清を作るために利用した彼らの仲間を彼らに返してまるくおさまる、というような感じで終わるらしいです。

 

そっちのほうは評判が芳しくなかったようで現在のエンディングに差し替えられたそうですけど、ネットの評判は別エンドのほうが好評っぽいです。

 

まぁ難しいですよね。それだと伏線回収や異種となってしまった者たちへの敬意のようなテーマが生まれますがグレーでパンチが足りないような気もしますし、雑でもなんでもいいからはっきり白黒つけるという点では現エンドのほうがスッキリするという感じもします。

 

私が見たのは吹替版の江原ウィルだったんですけど、劇中で歌を口ずさむシーンがちょっと微妙(大御所に失礼ですが)だったんで字幕版見たほうが良かったかなぁとも思っちゃいました。

 

【映画感想】ホーム・アローン5(2012)

2012年。

ホーム・アローン第5作で完結編だそうです。

 

主役はまたケビンじゃない子になってまして子役も違います。

主役の子はまぁ普通ですけど反抗期のお姉ちゃんは結構可愛いです。

 

前作はハイテクのお屋敷のシステムを利用して強盗を撃退する話でしたが、今回は一家全員でなぜか幽霊が出るという屋敷に引っ越してきます。幽霊は出ませんが隠し部屋にお宝があるとかでそれを強盗が狙うというような感じで話が進んでいきます。

 

例によって両親不在でお留守番。そこに強盗がという感じですが今回はお姉ちゃんがいます。しかしお姉ちゃんはその隠し部屋にふとした拍子で自ら監禁されたままでストーリーは進行していくので子ども同士で協力するとかはなく独力で強盗を追い出すために頑張るというホームアローンの体裁は一応保っています。

 

前作の反省を踏まえてか子供が罠を自作するというノリが復活。様々なピタゴラスイッチで楽しませてくれます。

 

悪役も今回はコメディー系で結局子供に対して害を加えるようなことはしないので安心して見れます。子供の罠にかかってとんでもない目に遭ってももぶん殴るとかしないのでこっぴどくやられている様はちょっと可愛そうだなぁという気もしますがまぁそこはお約束の伝統なのでこんなもんでしょう。そして前半微妙で後半から面白くなってくるという伝統もまた継承しています。

 

2012年ということでスマホネトゲのような概念が出てきますがクラウドとかドローンはまだ出てきてないころなので2018年以降の子供向け映画と比べると微妙に時代遅れ感を感じました。

 

また今回も1時間半とコンパクトなのでサクッと見れます。大人が見ると今一つ感、物足りなさはやっぱり感じちゃいますが、笑いどころも多くお子様には相変わらずおすすめですね。

 

 

【映画感想】ホーム・アローン4(2002)

2002年。

ホーム・アローン第4作。

1時間半弱とコンパクト。

 

今回は主人公がケビンということで2の続編という立ち位置だそうです。

ケビンはカルキン君じゃなく新しい子がキャスティングされてます。

 

ケビンのママとパパは離婚。パパは金持ちの女性と婚約。ケビンはその金持ちの家で暮らすようになりそこでいつものホームアローン的なものが始まるという感じです。

 

お金持ちハウスはいいですねぇ。自分が子供だったらこんなワクワクすると思います(でもそれは最初だけだと思いますけど)。

 

今回の敵は夫婦泥棒。

しかし内部(味方)に共犯者がいるということになります。しかしハゲのおっさんがブラフであることが丸わかりでそれ以外となると・・・ということで途中でわかっちゃいました。私は割と騙されやすい方なんですけどね。あと「開けドア」のセリフが印象的でした。

 

 

今作は子供が罠を自作するというより金持ち屋敷のシステムを利用して悪党を退治する(少しは自作しますが)ということでスケールはダウンした感がありますが、このくらいが(子供ということを考えると)現実的なラインという気もします。前作より悪党のシリアス感は抜けギャグ、コメディーに結構振ってきてるなという感じです。

 

ただやっぱり物足りなさは感じます。薄っぺらくもあります。

終わり方もやや強引な感じにまとめたなという雑さも感じます。

ただ、お子様が視聴者という場合ですと全然問題ないという気もします。

 

スケールダウンしたホームアローン、というのが本作の印象です。

 

【映画感想】ホーム・アローン3(1998)

1998年。

アメリカ、カナダ1997年12月12日、日本1998年7月25日公開(WIKIPEDIAより)

ホームアローン第3作。

 

マコーレー・カルキン君から違う子に変わっているホームアローンの3作目。当時駅のホームにこの3のポスターが貼ってあって誰やねんこの子と思ったのはいい思い出です。

 

2作目で大分パワーアップしたなとは思っていたんですけど、そこからさらにエスカレート。まさにやりすぎホーム・アローンという感じ・・・(絶対に子供一人で為せる業じゃない)と思ったんですけど第2作も思い返してみると結構なものでした。

 

主役の子は交代しましたがピタゴラスイッチが更に進化していて面白いですし、笑いどころもちゃんと増えているためシリーズの伝統は損なわれていません。

 

子供が見る分にはゲラゲラ笑えて悪いやつをやっつける痛快な映画です。

そういう意味では子供向けです。

ただ、大人の自分の視点から見るとどうしても大人である悪役の目線から見てしまうので末恐ろしい子供・・・と思っちゃいますし、ガチで仕留めに来てる大怪我してもという無邪気な子供の残酷さ(大げさですが)みたいなのはコメディやギャグチックな演出、子供がおばあさんに見せる優しさとかでクッション入れてますけどやっぱりちょっとはやべー子供だなというのは感じちゃいます。

ただ、今回の犯人は前回までのズッコケ兄弟みたいな感じじゃなく若干シリアス目で子供に銃を向けたり(偽モンですが)しますんでどっちもどっちという気もします。

子供目線からするとすげーなこいつとか仕掛けが面白い!とかそういう比重のほうが圧倒的で私自身子供の頃はそうでした。

 

ちなみにお姉ちゃん役で当時13歳くらいの時のスカヨハが出てます。

 

主演の子は変わっちゃいましたがシリーズの面白さはそのままに、という印象の映画でした。

【映画感想】STAND BY ME ドラえもん(2014)

2014年。

3DCGのドラえもん

 

原作、アニメの人気エピソードを一つの映画に盛り込んで再構築した作品です。

 

私自身ドラえもんは子供のときに大山ドラえもんを毎週金曜夜7時にクレヨンしんちゃんとセットで見ていた世代です。大晦日にもやってましたね。

特にドラえもん大好きというわけじゃなかったですが毎週のルーティンの中に組み込まれていてある意味空気のような存在でした。

なのでドラえもんとの出会い、のび太結婚前夜、さようならドラえもん、帰ってきたドラえもんは見たことがあります。

 

監督はドラクエファンに好かれてないであろうユアストーリーの山崎氏。最近では2でもなんやかんや言われてましたが、この1は割と普通でした。随所に山崎節を感じましたが問題ない範囲です。

 

映画単体として一切の事前知識なしで見た場合、全体としては最後のクライマックスのドラえもんの「のび太くんと別れたくない・・・」が弱い気がしました。雪山しずかちゃんとか途中で入れ込んでいるためドラえもんと二人三脚で苦楽を共にしたという感じがなく最後に泣くほどか?と思っちゃいます。

 

ただ、こっちは事前知識はあるためそこらへんは自分の中の思い出補正でフォローできたので許せる範囲です。

 

のび太ジャイアンの喧嘩シーンは普通に泣きそうになりました。これも思い出補正ですね。子供の頃にドラえもんを何年も見てきたというバックグラウンドが自分の中にあるからこそ当時子供だった自分が感じた感情が想起され、それが懐古心を揺さぶりうるっと来た、そんな気持ちを覚えました。

ラストのドラえもんが帰ってくるところも普通によかったなぁと思い、なかなかいい映画だなぁという素直な印象を見終わったあとに持ちました。