2015年。
ドラゴンボールの映画。
あの有名なフリーザが復活し、生まれて初めてトレーニングすることで強くなって帰ってきたみたいな感じです。
まぁお祭り映画みたいな感じですね。前回の神と神同様緊張感はないです。
感想は正直微妙でした。
原作のあの絶望感とは真逆。悟空の取り巻きとフリーザの取り巻きの戦いもつまらなかったんですけど、メインディッシュの悟空VSフリーザもなんか退屈でした。
展開の都合上悟空をピンチにさせる必要があるのはなんとなくわかります。
でも雑魚の光線銃で一撃というのは・・・。超サイヤ人ブルーから普通の状態に戻ってぶっ倒れてしまいました。
時間を巻き戻すやつが最もご都合主義でドラゴンボールじゃなかったらめちゃくちゃ叩かれてそうです。
時間を巻き戻した後のフリーザの雑に処理されっぷりも印象に残りました。まるでアンパンチで雑に処理されるバイキンマンのようでした。
フリーザの圧倒的強さ、絶望感、カリスマ性というようなプラスの面よりマイナス面である小悪党っぷりが全面に押し出されていたようにも思いました。
まぁ原作もそういうキャラっちゃキャラなんですけど、終始に渡り今回のフリーザはそんなに強くなかったということもあり、フリーザの持つ騙しうちとかの卑怯で嫌な面がクローズアップされた形に映ったのだと思います。
悟空とベジータの他にビルス、ウイスもいますし、どうやってもカリスマ性は期待できませんし、サル山の大将が関の山でした。
内容がフリーザ頼みでストーリーほぼほぼ皆無っていうのも不満でした。