1998年。
脱獄犯クルーニー、捜査官ロペス、追う者と追われる者の禁断の恋愛を描く、そんな感じの物語です。
クルーニーの目的は脱獄後にムショで聞きつけたとある男(ムショにいた金持ち)のダイヤをかっさらうことで、同じくムショにいて今シャバにいるドン・チードル演じる悪いやつもまたダイヤを狙ってます。
メインキャストの恋をはさみつつ、ラストはダイヤを巡る三つ巴決戦という流れです。
全体的にメリハリのなさを感じます。悪く言えば序盤中盤終盤どれをとっても中途半端な雰囲気でパッとしません。淡々としています。
登場人物の魅力もいまいち。
緊迫感もなく、チンタラ話が進んでいき最後の盛り上がりどころもそんなに盛り上がらずそのままタラタラしたエンディングに。
ストーリーよりも何故か最後に大物俳優サミュエル・L・ジャクソンが何の脈絡もなくちょっと登場した点が印象に残りました。あとマイケル・キートンも中盤にごく短い時間出演していました。なんだったんでしょう?
イマイチ盛り上がりにかけるアウトロー映画という感じでした。