ダグラスがうさんくさい探検家役。
キャスリーン・ターナーがヒロインで臭いロマンス小説家という役。
大筋はターナーの姉が誘拐され人質に取られ、助けに向かう途中でダグラスと恋に落ち宝石探しとその宝石と姉を交換しようとするもののこれまで執拗に追い回されてきた第三勢力にしてやられるというもの。
ターナーは最初パッとしなかったけどスコールで濡れたシーンでは美しくなっていた。これはダグラスと会って肌細胞が活性化されたからなんでしょうか。
ジャングルの中追ってから逃げたり、小屋の中で過ごしたり、車でアドベンチャーしていく内に二人の恋愛メーターは隠れて徐々に上がっていきます。
第一印象最悪だった二人でしたが、ダグラスがまつりでターナーをダンスに誘って見つめ合う二人からのキス。一夜をともにするという流れはベタですが美男美女ということもあってか臭いまでのロマンスがそこにありました。
宝の地図を手がかりにお宝探しという要素もいいですね。見つけたはいいもののすぐに悪いやつに取られるというのもお約束。
ダニー・デヴィート兄弟のキャラは憎めなくていいですね。宝石と人質を交換したらたいてい人質もろとも殺されるのが定番ですが、ちゃんと約束を守ってくれましたし。
最後にダグラスがターナーかお宝の石かで迷うシーンがありますが、ターナーを助けたあとにワニのお腹に飲まれた石を探しに水に飛び込んで二人の別れになります。
その後サプライズがありラストシーンにつながります。
現代からみるといかにもな古臭い感じの映画ですが、アドベンチャーシーンは爽快で大人の宝探しというのも悪くなく、ストーリーはひねりこそ少ないもののしっかりとしていて普通に面白かったです。見て損はしませんでした。