【映画感想】ストリートファイター (1994)
1994年公開。格闘ゲームのストリートファイターをテーマにした実写映画。
ジャン・クロード・ヴァンダム主演。
主演のヴァンダムはガイル役です。使い古して毛先の広がった歯ブラシのような髪型はしていませんが、ラストバトルで青いタンクトップ姿になると結構それっぽいです。
登場人物は海外版準拠のため、ベガ→バイソン、バイソン→バルログ、バルログ→ベガとなっています。面倒くさいので以後は日本版準拠で書いていきます。
基本的にみんなコスプレのような格好をしていますが、設定は適当です。
例えばナッシュがベガにとっ捕まって最強の生物を作る材料として提供され、そしてその出来上がった最強生物がブランカだったり、チュンリーがテレビ関係者だったり、ザンギエフがベガ側だったりダルシムがブランカを作る博士だったりと原作の設定はまるで無視されています。
個人的にはケンがドライなリアリスト設定だったのが特に違和感を感じました。
戦闘シーンの画面の背景がゲームのスト2の背景を意識してるのがいいです。例えば本田ステージの銭湯の絵やベガステージの鐘とかがそうです。
ストーリー自体は全体的に淡々とストーリーが進んでいきます。特に会心の展開とかはありません。皆ががんばって、シャドルーを倒して終わりです。
頭を空っぽにして見ましょう。