【映画感想】ロミオ&ジュリエット(1996)
1996年。
当方シェイクスピアの原作は知りません。
二つのマフィアグループがいる世界。お互いに敵対しています。
各々のグループの男女が禁断の恋に落ちますが、運命がそれを許さないという感じ。
まず誰でも思うことですけどディカプリオが若くてカッコいいタイタニック仕様。
ヒロインのクレア・デーンズはこの映画のヒットでアイドル人気が出たとか。
ディカプリオとクレアが水槽越しに見つめるシーンは子供の頃CMで見たことがあり、あ、見たことある!と思いました。
感想は単純に良くできた悲劇だなということです。
原作は知りませんがタイトルは勿論聞いたことがあります。さすがに100年単位で語り継がれるだけあるなと。
マフィアの抗争の中、いろいろあって親友が殺され心優しいディカプリオが復讐の鬼になりカオスに。
24時間仮死状態になる薬をクレアが飲んでディカプリオがこっそり迎えに行って駆け落ちするという計画たてる神父。
ディカプリオに宛てた手紙が遅配により行き違いが起こり、クレアが目覚めたタイミングでちょうディカプリオが自殺薬を飲むというタイミングの悪さ。そして仮死状態から目覚めてまたすぐ自殺するというTHE悲劇。
よくてきてる・・・ただ、疲れる映画です。
無駄にエネルギッシュで、喋り方も中世な感じなのでいろいろ疲れます。マフィアの抗争も疲れます。
親友の黒人のはっちゃけっぷりが目立つ前半。前述の悲劇の後半。すべてに疲れます。悲劇的結末なのでさらにまたどさっと疲れが・・・
ディカプリオでなんとか見れたという感じでしょうか。いや、そんなに悪くないんですけど。