2020年。
ガル・ガドット主演。
ワンダーウーマンの続編。
前作ワンダーウーマンは見ましたが内容はだいたいの内容は忘れてしまいました。恋人と死別して残念なENDだったことくらいしか覚えていません。
そういうこともあり前作はちょっともやっとする作品という印象でした。
前作は第一次世界大戦くらいの年代でしたが今回は1984年です。
ドリームストーンという石が出てきてその石は人々の願いを叶える代物です。
ダイアナは前作で失ってしまったスティーブを一日たりとも忘れられず無意識でドリームストーンと干渉しスティーブが現世(1984年)に蘇ります。
登場人物は、ダイアナ(ワンダーウーマン)、スティーブ、同僚のバーバラ、悪役のマックスが主要人物です。
前半で今にも潰れそうな会社経営者マックスがバーバラに近づきキスしてる間にドリームストーンをひょこり盗みます。
そしてドリームストーンの願いを叶える能力を得ます(ドリームストーンはその時に消失)。
マックスは人の願いを叶えまくってパワーアップしていきます。しかし人の願いを叶えまくった世界は正常ではないためだんだん世界が叶った願いでおかしくなりやばいことになります。
しかし願いが叶った者には副作用がありダイアナは本来のスーパーパワーを失ってしまいます(これまでの武器やちょっぴり超人な動きはできますが本来のちからの何分の1とかになっています、多分)。
マックスの野望を食い止めるためにダイアナはスティーブとともに動くという感じです。
後にワンダーウーマンダイアナと戦うことになる同僚バーバラはダイアナのような強さと美貌を求めた結果願いは叶ったものの凶暴化してしまいます。彼女は優しさを失ってしまったのです。
この二人の女性の闘いの第1ラウンドはバーバラが勝ちます。
それから願いを取り消せば失ったものは戻るということでダイアナとスティーブは別れます。スティーブえらい。
その後ダイアナは昔紅白で小林幸子が着ていたような金ピカの衣装を身にまとい敵の本陣に乗り込みます。
ここで第2ラウンド。バーバラはチーターという異形の存在へと姿を変えていて、本来の力を取り戻したダイアナと互角のバトルを繰り広げますが、最終的にダイアナに救われます。
そしてラスボスマックスのもとへ・・・という流れです。
感想は前作よりも良かったかなぁと感じました。
前作は救いようないやん・・・みたいな感じがなんかしたんですよね。最後ダイアナ可愛そう・・・と思った記憶があります。
今回は七夕の織姫と彦星みたいな感じで失った存在が蘇ったものの最後は消えていくというのが切ないです。
前作は切ないというより残念という印象でしたが今回は切なかったです。
前半のデートは1984年に蘇ったスティーブがエスカレータや電車、宇宙ロケットに驚いたりするのが可愛かったですし、その後の空中花火デートも見終わってみるといいシーンだなと思えます。
後半の別れは涙もありつつも、ダイアナの願いが世界中に届きラスボスのパワーを減らしていき改心させるというすっきり要素が終盤に多く前回感じたモヤット感は少ないどころか終わり方含め爽快感すら感じられたため、全体としてはなかなか好印象となりました。