【映画感想】グリマーマン(1996)
1996年。
セガール主演。
セガールがまだ痩せていた頃のアクション映画です。
三枚目の黒人相棒キャラとの掛け合いが面白く、無礼な店員にいきなり強烈ビンタ食らわしたり、会話途中でいきなり足撃ったりセガールの問答無用っぷりも面白いです。
黒人相棒のキャラは良かったですね。天の邪鬼キャラ。
鹿のアレなんてもってのほかみたいなことを言いつつ影で大人買いしているところをセガールにバレたり、俺はアクション映画しか見ないんだぜ!と言っておきながら裏でカサブランカ見てボロ泣きしているのをセガールにバレたり、いちいち面白いです。そんな面白黒人な面とは裏腹にアクションはセガールに及ばないまでも一流でギャップでかっこいいです。
黒人の自宅アパートで黒人VS覆面で大爆発、乗っていた車から脱出、その車が何故か近くに停まっていたタンクローリーに突っ込み大爆発と、アクセントとしての爆発シーンを挿入することで中だるみを感じにくくさせています。それとセガールアクションで。
ストーリーはよくある90年代の陰謀渦巻くアクションという感じですが、セガールパワーと相棒キャラの良さ、狙ってないギャグのようなセガールだからこそ許される独特のノリ等が付加されていて終わり方も爽快感あるものなので見た後に普通に面白かったと思ってしまいました。