映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019)

2019年。

MIBのスピンオフ作品だそうです。

 

最初のリーアム・ニーソンクリス・ヘムズワースの長身コンビが敵をぶっ倒す図は流石にかっこよいものがあります。

今回はクリスと同じくマイティソー3に出てたヴァルキリー役のテッサ・トンプソンがエージェントMとして出演していてエージェントH演じるクリスとのコンビが前作のウィル、トミー・リーコンビのようにメインで活躍していきます。

 

ですが、優等生とお調子者というコンビなんですがなんかどっちもそこらへんにいくらでもいるキャラクターで個性に乏しいというかキャラクターそのものに魅力を感じられませんでした。MIB旧三部作は先日見たばかりのにわかですがウィルとトミー・リーはすごかったんだなぁと思えます。

 

ストーリーもなんかいまいちです。伏線回収とかもあり途中で内部に裏切り者が!という展開になるんですけど先が気になるというのはあんまりありませんでした。

 

極めつけは吹き替えの酷さ。Mの吹き替えを担当された今田美桜さんは劇中MIB本部のスクリーンにてカメオ出演を果たされています(日本語吹替版のみだそうです)が魂がこもってません。いつもの芸能人アフレコ失敗劇を残念ながら踏襲してしまってます。

通常時はまだしも喜怒哀楽の演技がなっちゃないので没入感をものの見事にそいでくれます。語尾で魂が抜けるような発声。気になります。気になる度に意識が映画の内容じゃないところにいってしまいますので集中できません。TIMEの篠田麻里子様もなかなかやってくれましたが、今田さんも同じくやってくれました。多分この先も同じように新人女優が声優初挑戦してやってくれるということが続くと思います。なのでこの悪しき慣習はなんとかしてほしいところです。

 

映画の内容に関係ない話に話がそれてしまいましたが、見るならとにかく字幕版、次作があるならキャラをもうちょっと掘り下げてほしいかなと思ったMIB新作でした。