映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】ドクター・ストレンジ(2016)

2016年。

MCU作品(フェーズ3)

ベネディクト・カンバーバッチマッツ・ミケルセン

 

また新たらしいのが出てきました。白い巨塔の財前みたいな感じの凄腕外科医が事故によりゴッドハンドを奪われそれを直すために東洋魔術に入門。結構才能があってあっという間に会得。襲いかかる魔術道場の裏切り者たちを倒すために頑張るという話です。

 

まずCG凄いです。凄すぎてもうなんかわけがわからなくなっています。街の上下左右がごっちゃになったり、道がスライドしたり、ビルがねじれたり・・・。インセプション思い出しました。

 

ドクターストレンジという作品の導入でもあって世界観の説明で専門用語がいっぱい出てきて設定を覚えるのがややきついです。幽霊だけの世界とかミラーワールドとかダークや奴らがいる世界とかいろいろな次元が出てきます。

 

面白いなと思ったのがそんなファンタジーな感じなのに回復魔法や蘇生魔法がなく怪我したらオペ室で現実的に手術するとこです。なんとかかんとかという中二なファンタジー用語と心タンポナーデとかの現実世界の用語が入り乱れているのもシュールで面白く手術中に幽霊世界でバトルしたりもうなんでもありです。

 

主人公がチートでなんか時間を戻せる能力があってそれでスキンヘッドの師匠を生き返らせないの?と思いました。さらに暗黒大魔王みたいな存在をも時間操作で手玉にとってしまいます。なんかいきなりこの主人公強すぎない?と思っちゃいます。

そして悪役たちも大魔王と取引してなんとかしてもらい割と結末はあっけなかったり。

 

CG、VFXがすごいという印象の映画で大画面、劇場で鑑賞したらかなり迫力があるなと思いました。