1993年。
ストップモーションアニメ映画。
ハロウィンに出てきそうな人?たちがいる世界観に主人公骸骨が他の世界で見て衝撃を受けたクリスマスという素晴らしい行事を持ち込み、俺達のクリスマスをおっぱじめようというような前半。
そこからやや中だるみがあって本物のサンタクロースと入れ替わり、自分がサンタになり煙突から家宅侵入してその世界の人達から見ると嫌がらせともいうべきプレゼントをしまくり迷惑をかけまくります。
警察に通報が殺到して軍隊の砲台から放たれた砲弾が命中しもうダメだということで志半ばで元の世界に帰ってきます。
そして悪いやつに囚われた本物サンタと人形の生命体の女の人を救い出し、本物サンタは例年通りの仕事をして喜ばれ、主人公骸骨はその女性の動く人形と結ばれる・・・というストーリーです。
感想は中盤が退屈、というものでした。全編ミュージカル調でにぎやか、前向きという感じで進んでいきますがこのたるむ中盤はもうちょっとシェイプアップできたのでは?というくらいテンポを悪くしてしまってる気がしました。
映像は今見るとちょっと古臭さを感じさせます。KUBOで見たストップモーションという昔ながらの方法で撮影されたもののようです。
世界観は前述の通りハロウィンとクリスマスを混ぜ合わせたような独特なファンタジーで月や影の使い方もナイスで造形的にも魅力的なのは伝わってきます。撮影は大変そうですがホームメイド感はやっぱりありますね。
前述の通り承の部分をもうちょっと縮めてテンポアップしたらもっといいのに、と思う作品でした。