映画生活

基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】グッドフェローズ(1990)

1990年。

レイ・リオッタロバート・デ・ニーロ

 

ヘンリーヒルという実在したマフィアを題材にした実話ベースの話です。

ゴッドファーザー的な雰囲気です。ギャング映画なのでそりゃそうですが。

しかし登場人物はそうでない人もいるのかもしれませんが、クソ野郎ばかりに見えます。ゴッドファーザーのヴィトーお父さんの爪の垢を煎じて飲めみたいなやつらばかり。

ポカしたやつをひたすら拳でぶん殴ったり気に食わない振る舞いをした善良市民を身勝手に銃でぶっ放したりとちょっと胸糞悪いです。まぁそういう人たちやそういう人たちのいる世界を描いているのでそりゃそうかもしれませんが。

 

ストーリーは年表に従って淡々と描かれていくので正直起伏という面では微妙に感じました。

淡々と突然人を殺したりする様子が描かれて麻薬売買やったり居心地のいいムショ探してそこに入って、出たら出たで更に犯罪やって身内のポカでまた大ピンチで・・・みたいな流れを最初から最後までやっています。

 

キャラではヒステリックな奥さん、最後に殺されちゃう小柄で声高めなボスが印象に残りました。

 

最後はまぁそうするよねという現実的な結末。モデルになったひとたちの後日談がエピローグとして文字だけで書かれスタッフロールへ。

 

私は割と映画の面白さをストーリーやキャラの良さに求める割合が多いため淡々としてて主人公のキャラも私の好みという観点からはう~んな感じだった本作は正直微妙でしたが、なんだかんだで最後まで見てしまいました。