敵はヒルデガーン。
タイトル通り最後に美味しいところを持っていくのは悟空です。
しかも超サイヤ人3。その姿で龍拳なるオリジナル必殺技で敵にトドメをさします。
空に拳を突き上げる悟空はかっこいい。
この映画はドラゴンボールの原作が終了した後に発表された劇場版です。
そのため設定は原作終了時準拠のものになっています。つまりブウ撃破後にドラゴンボールを使用したあとの状態。
そのため、悟空は老界王神の命と引換えに生き返っており、悟飯も通常フォームで超サイヤ人の状態では戦いません。
戦場が西の都ということで街が破壊されていく描写ありとなります。
個人的に好きなシーンはベジータがオフィスビルの人たちをバリアーで守るシーンです。その後オフィスがの人がベジータに肩を貸しているシーンもあり残虐なサイヤ人だった彼の姿はもうありません。地球人として生きるようになったベジータの変化を象徴するほっこりシーンです。
話の主軸はタピオンとトランクスの交流です。最初は心を閉ざしていたタピオンでしたが、トランクスが心の扉を開きます。
タピオンの背中に背負った剣がトランクスに継承され、未来トランクスの剣につながるのもいいです。
オカリナのメロディーもきれいな音色です。
劇場版としては今までにない要素(トランクスとタピオンの友情)が盛り込まれていて、強敵を倒すだけに終始していないのがよいです。
結構おすすめ。