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基本的にネタバレ有りなのでご注意ください

【映画感想】ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強

クウラが敵の劇場版ドラゴンボールZ

 

やっぱりこれが一番好きですねぇ。

フリーザ編のクライマックスに見せ方が似てるという点で好き。

 

序盤からたった一人の最終決戦のバーダックVSフリーザの回想が出てきて胸アツです。

 

序盤から中盤にかけて悟空が戦闘不能になります。

悟空がクウラの気弾攻撃から悟飯をかばった時の傷(その後の追撃も)が思いの外効いて悟空がクウラに序盤で背中をやられてから復帰するまでが長いんですけど、それもまたフリーザ編に通じるものがあります。原作ではナメック星に着くまで時間がかかりましたし、その後もギニュー戦での傷を癒やすために回復装置に入っていたりしました。

 

序盤からクウラの配下との戦闘シーンがはじまり、前置きが長くありません。

クリリン、悟飯は戦力外のためピッコロがいい仕事をします。配下の二人を倒します。

しかしクウラに心臓を貫かれ死にはしないもののもう戦えないくらいの瀕死の重傷を負ってしまいアウト。

 

敵側ではサウザーがいい仕事をします。助演男優賞

せっかく悟飯がかりん塔に登ってとってきた仙豆の袋を悟空に手渡す瞬間を狙ってビームで仙豆を燃やしたり、最後の最後で美味しいところを持っていったりします。

 

 

力尽きたピッコロを悟空に向かって放り投げて悟空がキャッチする前にトドメを刺した(まぁ生きてるんですけど)シーンはクウラの残忍さを象徴する良シーン。

 

クウラノーマル形態は悟空の界王拳とほぼ同レベルの戦闘を繰り広げます。

ここまでに水中戦のパートもありここにもフリーザ戦のくだりが感じられます。

 

そして、クウラは変身しお約束の悟空が追い詰められる展開に。

 

子供の頃見てかなり印象に残ってるのは、悟空のかめはめ波の中を移動して悟空の手元でかめはめ波からいきなりにょきっと現れてパンチを食らわすシーンは前代未聞の驚き。

 

仲間を思う気持ちから超サイヤ人に覚醒してからの悟空がかっこいいし作画もめちゃめちゃかっこいい。

 

そしてラストのクウラのスーパーノヴァフリーザのデスボールのような技)を繰り出しそれを跳ね返して宇宙空間まで送り届けしまいには燃え盛る太陽にぶち込む完璧な勝ち方。

爽快感では完全に超サイヤ人悟空VSフリーザを上回っています。

ドラゴンボール映画としてお手本のような作品です。

 

後に超サイヤ人のバーゲンセールになってしまうドラゴンボールですが、このころはまだ超サイヤ人に価値があり、悟空の専売特許ゆえのかっこよさなんだと思いました。