【映画感想】ダイ・ハード2 (1990)
1990年公開。
ブルース・ウィリス主演。
クリスマスにとんでもない事件が起こるアクション映画の2作目。
今回は空港が舞台。管制塔がテロリスト(プロの軍人の集団)に乗っとられ、ブルース・ウィリスが大立ち回りを演じるという物語です。
前半は前回友情とわかちあった黒人警官もちょっとだけ出演していました。
中盤まではやや地味で緊迫感にかけるという印象でした。
ただ物語の中盤に起こる飛行機まるごと墜落というのがショッキングでした。一瞬にして百人以上もの命が奪われました。
後半に投入される特殊部隊の面々が裏切り者ということはわかりませんでした。青が空砲、赤が実弾らしく伏線自体は張られていたようです。
ラストの敵がジャックした飛行機を爆破させるところで雪面の燃料に火をつけて導火線のようにして爆破させていましたが実際にはありえないと思いつつも痛快。さらにそれが着陸できずに空中を彷徨っていたワイフが乗る飛行機の着陸の道標も兼ねているというのがうまいなと思いました。
終盤で危険を煽りまくっていたテレビマン(ワイフの乗る飛行機に同乗)がスタンガン食らわせられたり、おばあさんにバカと罵られて踏まれていくのは笑えました。最後にワイフと抱き合うウィリスを撮るカメラレンズを塞ぐ女性リポーターとは対照的。
そして前作でも流れたEDテーマ。
2も面白かったですが、1のほうが面白かったです。